【香港】保険・資産運用 - ビジネス投稿

年金もかしこく運用する時代
法人向け17年以上の実績

2007年からカナダ系大手保険会社「マニュライ 運用方法の違いフ」に所属するエージェントとして、香港の在留邦人向けに各種保険をご案内してきました平原です。今回は弊社がマーケットシェアNo.1（24年1月現在）のMPF(強制積立年金)について解説します。MPFとは少子高齢化が進む香港で、2000年より政府主導で発足した年金制度です。18～65歳までの就労者において雇用が60日以上続いた場合に加入の義務が生じ、65歳以上で定年退職する際に一括での受け取りが可能です。弊社のような保険会社以外にも銀行など全12社がスキームを展開しています。

MPF（強制積立年金）
給与のうち毎月10％が従業員に積立られ、投資ファンドなどに運用可能。（給与HKD30,000以上の場合は上限HKD1,500）

最低加入条件
香港人（18歳以上）が60日以上勤務する場合に強制となる一方、香港で働く外国人は最初の13カ月は加入しなくても構いません。また、14カ月以降でも、自国に年金（日本人の場合には、厚生年金や国民年金）を有していれば加入しなくても許されます。永住権を取得後は、外国人でも強制的に加入が義務付けられます。

運用方法の違い
現在、銀行や保険会社12社が26のスキームを提供しています。従業員は雇用主が定めたMPFに加入し、その中で投資ファンドを自由に選択し運用します。投資ファンドには、ハイリスク・ハイリターンのものや、元金保証のローリターンのものがあります。従業員は最多10個（ミニマム5％）まで選べ随時銘柄変更が可能なので、投資に興味がある方は日々の株式動向に着目しながら好実績を収めることができます。

約500ファンドの中から選択し、オンラインでは手数料なしで無制限に銘柄変更が可能。
12社26スキーム約500の投資先！

過去23年間の実績を見てみると、北米とアジアを中心とした株式ファンドの投資成績が好調ですね。さらにヘルスケアや医療関連のファンドに注目することもおすすめします。

転職した場合は？
転職の際は新しい勤務先の指定するMPFに加入します。以前加入していたMPF口座はそのまま凍結口座として残しておくか、新しい勤務先のMPFプランにまとめるか選択ができます。

2025年から始まる退職金の新制度
会社の閉鎖や縮小に伴う事情で従業員を解雇するときに、2年以上の労働期間が発生した場合には、雇用側が退職金（解雇補償金または長期服務金）を支払う義務が生じます。この退職金に対して雇用主が従業員に積立ててきたMPFを充当できましたが、2025年以降はそれができなくなります。ですが、政府はその代わりとして最長25年間の補助金支給制度を発表しました。

気になる解約について
原則65歳以上（早期退職の場合60歳）になるまで引き出しができませんが、移住や本帰国に伴い香港を離れる際は解約が可能です。下記の書類を専門機関（香港では民政署、日本では公証役場、海外ではNortary）に公証してもらう必要があります。一生に一度しか引き出せないので、もしも二度目にMPFを利用する場合には、65歳（または60歳）以上になるまでお引き出しを待つ必要があります。

➊MPF Authority１

❷MPF Authority１

❸HKID Copy

❹Passport Copy

必要書類はこちら

マニュライフ 平原奈津子

Manulife (International) Ltd.
16/F., The Lee Gardens, 33 Hysan Ave., CWB
(852)9722-0012
natsuko_hirahara@manulife.com.hk（メール）
www.hiraharanatsuko.hk

頼って安心！
損害保険ブローカー

NNI香港は、1999年に香港で日系保険ブローカーとして営業を始めました。それから20年以上を経て、400社を超える日系企業、数多くの香港在住の日本人の方々にサービスをご利用いただいております。お客さまの代理人として、保険会社と交渉し最適な保険を手配しますので、お気軽にご相談ください。

ビジネス保険の種類
一般責任保険: 事業活動中に第三者に対して負った身体的または財産的損害をカバー
資産保険: 火災や自然災害などによる物理的な損失をカバー
事業中断保険: 火災や自然災害などでビジネスが中断した場合の収益損失をカバー
従業員保険: 従業員が仕事中に負った傷害や疾病に対応するための保険
製品責任保険: 販売した製品が原因で発生した損害をカバー
サイバー保険: サイバー攻撃やデータ漏洩に関連する損害をカバー
貨物保険: 貨物の輸出入・移動全般に関連する損害をカバー

保険ブローカーの活用メリット
日本ではなじみが薄いですが、欧米では企業契約の90%以上を保険ブローカーが扱っています。自由化された保険マーケットでは、保険条件は多岐にわたり、保険料も交渉で決まりますので、専門知識を持ったコンサルタントを付ける必要があるのです。もちろん、事故が起こった際も、保険ブローカーが交渉いたします。

当社が選ばれる理由
・ 最適な保険プランの提案
・ 時間とコストの節約
・ カスタマイズされた保険プランの提案
・ より好条件の保険契約、保険金請求の交渉
・ 更新時のアドバイスなど継続的なサポート

直接契約とブローカー契約の違い

NNI Insurance Brokers (H.K.) Company Limited
Room 2903, 29/F., Windsor House, 311 Gloucester Rd., CWB
(852)2104-3131
www.nni.com.hk

駐在中に賢く貯める！
資産運用

Insurance110(インシュランス・ワンテン)は、世界でも有数の金融センターと呼ばれているここ香港の地で、保険を中心としたコンサルティングビジネスを運営。複数
の保険会社の中から、お客さまに代わって最適な保険商品を選択するお手伝いをしています。香港に居住しているという絶好のタイミングに、お金のFP知識を学んでみませんか？

香港での資産運用メリット
香港に駐在・居住している人は、「売買益への税金」「相続税」「贈与税」などが課税されないなど、金融面でとてもメリットがあります。また銀行での「金Gold」購入も容易で、ビットコインへの投資なども一般投資家へと間口を広げてきました。つまり、資産運用を始めるのには最適な環境と言えるのです。

香港居住中にできること
・複数通貨を自由に移動できる銀行口座を開設する
・金Goldコインを買っておく
・株やビットコインを買っておく
・香港の運用型保険を買っておく
・香港ドル、米ドルを持っている人は人民元を買っておく

本帰国・異動の際に注意すること
・株、ビットコインは売却して通貨に戻しておく
・金Goldは、購入時の証明書を確保しておく
・銀行口座のアプリを最新版に設定しておく
・銀行口座の口座名義人をジョイントにしておく
・お金を保険ラッピング運用に変えておく

回収も考慮してしっかりサポート！
居住者の特権である香港の資産運用。しかし、慣れない土地で運用を始めるのは大変なことです。Insurance110では、1から10まで、海外メリットを考慮した無理のない資金計画をライフプランに合わせてご提案。また、認知症など「万一時」という誰にでも訪れるタイミングにおいて「資金を必ず回収する」ために、保険ラッピングや貯蓄保険などもご紹介しています。

お金を使うタイミングがくる時も、もしかしたら自分ではない大事な誰かが受け取る時も、110が必ずお届けします。弊社の「赴任直後＆帰国前直前セミナー」「真・帰国前セミナー」などに参加して、共に学習していきましょう！

Insurance110 Company Limited
Rm. 2903, 29/F., Windsor House, 311 Gloucester Rd., CWB
(852)3182-0110
www.insurance110.com.hk