中環(セントラル)北欧スタイル「NUR Restaurant」

2014/05/21

NUR Restaurant

セントラル(中環)のリンザーステラスタワー3階に、北欧スタイルのレストラン「NUR Restaurant」が待望のオープンを果たした。同店は、ナイトクラブのプリベイ、レベルズを展開するプリベイグループの、初となるファインダイニング。“farm to dining”をコンセプトに、体に優しく環境にも優しい美食を提供する。ローカルオーガニックファームの安全な食材を取り入れ、凄腕シェフが素材本来の姿を活かしながら絵画のように美しい一皿を作り出す。見た目も味わいも華やかで、食べる者を飽きさせない。

店名の「NUR」はアラビア語で「Light(軽い)」という意味と、オーナー兼エグゼクティブシェフのNurdin Tophamさんの名前から名付けたのだという。彼はコペンハーゲンにある世界的有名レストラン「NOMA」で5年間パーソナルディべロップメントシェフとして勤めた経験を持ち、これまでも独創的な料理の数々を生み出してきた。

店内に一歩足を踏み入れると先ず目に入るのが広々としたオープンキッチン。フレンドリーなシェフたちの料理する様を見ることができるのも楽しみの1つだ。広々とした店内の割に、プライベートルームとテラス席を合わせても40席と、レストランとしては席数は少ないのは、訪れる人がリラックスして食事できるように空間作りが配慮されているから。白を基調とした店内に、解放感のある全面ガラスの窓からはいっぱいの光が差し込む。テラスにたくさん飾られた植物が優しい印象を与えるなか、カラフルなソファセットがアクセントとなり、スタイリッシュな内装になっている。

メニューは、9品の「LIGHT」コースと12品の「FEAST」コースのみ。一皿一皿にユニークなアイディアがたっぷり折り込まれたメニューの数々。見た目も美しく食べてもおいしいまさに心と体の贅沢メニューだ。

その中でも編集部が心を奪われた料理は「TOMATO」。綺麗に盛られたオーガニックミニトマトとタラバ蟹に、バジルオイルと口当たり優しい野菜スープを注いだ一皿で、自家栽培の花が可愛らしく飾られている。五感全てを使う感覚をぜひ味わってほしい。

「BEEF」は48時間スロークックされた和牛のほほ肉に、黒ニンニクのピュレをかけたもの。玉ねぎのピクルスと炙りニンニクが添えられている。お肉はとても柔らかくジューシー。スロークックなので通常のお肉よりも何倍もうまみが凝縮されており、口の中でとろける。

「EGG」は、クリーミーに調理された雑穀米の上に椎茸のローストと日本のオーガニック卵を使ったポーチドエッグ乗せた一品。絶妙に調理された玉子のとろりとしたまろやかな黄身と、塩気のある雑穀米の見事なハーモニーが味わい深い。
全てにおいて驚きを与えてくれるだけでなく、どこか親しみやすい料理の数々。あなたも早速試してみては?予約が取りにくいので早めの電話がおすすめ。

北欧料理

 

NUR Restaurant
住所:3/F., 1 Lyndurst Terrace, Central
電話:+852-2871-9993

営業時間:18:00~24:00
ウェブ:http://www.nur.hk
フェイスブック:www.facebook.com/NurHK

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