ダイエットの基本は水を飲む 楊さちこ中医美容学

2014/05/26

女は見た目がナンボ、スリムじゃなきゃ意味がない!その3

 

「ビジュアル自慢のからだを目指す」を確実に成功させるポイントは、「今の自分がどれだけ自分の理想とかけ離れているかという現状認識」をいつもすることです。

目標はやせやすいからだ!「水」は、すべての基本。
やせたいという願望から、ダイエットを繰り返すひとも多く、一時的に痩せたとしてもまた太り、それで、また新しいダイエットを試みるという悪循環をするパターンにはまりがち。また、頑張ったのに結果に満足できないと思うことも。それはなぜか?からだにやせるための準備が出来ていないと、効果のあるものでも十分に発揮することが出来ないのです。やせやすいからだを手に入れるために始めて欲しいこと、それは「水を飲むこと」です。水を飲むことを習慣付けるだけでやせやすいからだになれるのです。「えっ?そんなことで」と思う方もいると思いますが、水は使い方によってはとっても強力なスリムへの味方になってくれるのです。

「水」とひとの深い関係
●ひとのからだは水でできています
血液はもとより、わたしたちのからだはすみずみまで水によって構成されており、60%が水分でできています。また、ひとは食物を血や肉に変えて生きていきますが、この食物の分解には、酵素やミネラルビタミンが必要です。そしてそれらは、からだに水分が十分足りた状態ではじめてスムーズに機能します。
●水はやせやすいからだをつくる。その秘密
一日に必要な水分量は1.8リットル。これはからだの老廃物を尿と一緒に体外にスムーズに排出するのに必要な量です。からだの中がクリーンに保たれた状態では新陳代謝も活発になります。「エネルギーの消費」といえば、ジョギングなど「見た目」の活動を考えがちですが、わたしたちの体内では、自覚できない部分でも休み無く活動し、そのために消費するエネルギー量は大変な量になっています。つまり、新陳代謝が活発になればなるほどエネルギーは消費されています。十分な水分が体内をめぐっている痩せやすい状態は実は水がつくっていたのです。
●健やかの目安、血もサラサラ
からだに取り込まれた水は、血液中ににじみでて流れやすくなるためにも働きます。からだの状態は血液にあらわれるといわれますが、裏を返せば血がきれいならからだはひと安心。このように各部分で活躍している水は、同時に汗などでも大量に奪われているので、常に補給を求められています。
●便秘の悩みもする~っとお助け!
便秘の原因には食事や不規則な生活も関わりますが、水分不足もそのひとつ。乾いている現代人は、便も乾燥気味で固くなりがち。水は腸の運動を刺激し、排便を促す役割も果たします。
●若々しい肌にも水が関係
「赤ちゃんのような肌」は最大の褒め言葉です。あのうらやましいほどふっくらした肌のワケは、生まれたばかりの赤ちゃんはからだのおよそ80%も水分を含んでいるから。逆に年を重ねると、水分率は減少し、肌の悩みはつきません。老化とは、細胞に水分を貯える力が弱まりつつあることの現れ。若々しさを保つにはどんどん新鮮な水分で補給することです。
次回号に続きます。

楊さちこ

【楊さちこ先生のプロフィール】
1961年大阪生まれ。南京中医薬大学。
中医美容教授・中医学博士。
日本と香港・中国のアジアンコスメブームに火をつけた第一人者。アジア各地において商品開発から美に関するトータルプロデュースを手がけるほか、各地において美容セミナーを開き、「楊さちこ式美容メソッド」「脱ファンデーション」を伝え、幅広い年齢層の男女から絶大な信頼と支持を得ている。

楊さちこのアジアンビューティースタイル公式サイト
Repeque®-レピーク
http://www.yo-sachiko.com

香港ときどき海外発!
中医学博士・楊さちこの『アジアンビューティまっしぐら』@アメブロ
http://www.asian-cosme.asia

 

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