広州 寺院巡り

2021/10/06

大佛寺

スクリーンショット 2021-10-06 095716 広州大仏寺は南漢(9 1 7 〜9 7 1 年)に建てられた。最初の名前は新蔵寺で、清の平南王は康熙二年春に北京官廟をまねて式を作り、嶺南地方風殿宇を兼ねて再建された。大仏寺は繁華街に隠れたお寺で、にぎやかな北京路の中に人が行き来しているところにあり、夜になると暖かい金の光が緑の瓦と赤い壁を照らし、視覚的な衝撃がとても大きい。繁華街の中にあり、周囲の高層ビルも相まって最終的には独特な楼閣式のお寺が形成された。大仏寺の入り口には、朱炳仁大師が設計して作った巨大な銅像の壁画「仏祖説図」があり、全長二十二メートル、高さ三メートルの大きさを誇る多工芸畳み高レリーフ銅の壁画である。大仏寺中には近代的な仏教図書館を設立し、全館には各種の仏教書とその他の書籍が一万八千種・十五万冊以上収録されている。館内にはWi-fiだけでなく、念仏、座禅などが可能な視聴室もあり、大佛寺図書館でも定期的に経説や弘法利生の活動が行われており、「繁華都市の中の一方の浄土」と呼ばれている。仏教を信じる人はいつもここに来てお経を借りて、お寺のお坊さんと一緒に唱えたり、黙読する。大佛寺は平安祈願に良いとされている。

スクリーンショット 2021-10-06 095732住所:羅湖区蓮塘仙湖路160号深圳仙湖植物園
住所:越秀区惠新中街21号
時間:8:00~19:30


六榕寺

スクリーンショット 2021-10-06 095745 六榕寺は広州市の六榕路にあり、歴史が長く、国内外で有名な古い寺であり、梁大同三年(537年)に建てられた。蘇東坡(中国の歴史上有名な文学者、詩人)が当時寺院で「六榕」の文字を書いたところから「六榕」という名で呼ばれ、今でもその「六榕」の額が寺の門に掲げられている。中でも有名なのは千仏塔と言い、塔の美しさから「花塔」とも呼ばれている。塔の造りは十一角形、高さは五十七メートルで、広州の有名な古代高層建築物となっている。塔東は山門、弥勒殿、天王殿と韋駄殿。塔西は厳かで華麗な大雄宝殿、清康煕二年(1663年)に黄銅で鋳造された三体の大仏を祭っており、仏像は高さ六メートル、重さ十トンで、広東省に現存する最大の古代銅像である。

スクリーンショット 2021-10-06 095758住所:越秀区六榕路87号
時間:8:00~18:30


 海幢寺

スクリーンショット 2021-10-06 095810 海幢寺は広州市海珠区の同福中路と南華中路の間に位置し、敷地面積はおよそ二万平方メートル。海幢寺は、元は南漢の「千秋寺」の所在地であり、明代末に「海幢寺」に変えて、清の初めにこの寺が大規模に拡張され、広州の「四大寺」となった。公園内の百年古木が多い、そのうち、樹齢三百年を超える菩提古樹が三本あり、これらの木は明崇禎十五年(1642年)で、天然禅師が光孝寺の元株から植えられたと伝えられている。ちなみに、寺の中で一番古い名木は明代に植えられた鷹爪蘭で、四百年の歴史を持つ。90年代の初めに海幢寺と海幢公園が一体となり、寺の中にはその市井の雰囲気もある。

スクリーンショット 2021-10-06 095825住所:海珠区南华中路188号 時間:7:00~17:00

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