香港在住の日本人主婦によるリレーエッセイ Vol.227

2022/09/14

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Vol.44

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長女のバレエ発表会

長女がかれこれ5歳から続けているバレエも今年で7年目になりました。辞める辞めないで揉めたのは意外と1 回だけだったかも。行くのが面倒くさいとは、毎回言うけれど。よくここまで続けられたな。スクリーンショット (1854)

無理やり続けさせるのも子どものためにも親のためにもよくないけれど、できるだけ長く続けるためには習い事を始める前がポイントかと思います。自らの意思がどのくらいあるのか、どのくらい続けられるかと設定してみるのも良いですね。自分で決めたので、子どもでもすぐに辞めたいと言いだしにくいのです。

根拠のない自信は経験を積んだ大人たちなら持てるかもしれませんが、子どもはとにかく根拠のある自信を育てることが一番大切かと。それは、習い事で習得できると思っています(大人は、仕事だったり趣味だったり色々ありますが)。それも、1、2年の短いスパンではなく、10年くらい続けることで特技に変えられるのです。

スクリーンショット (1856)さすがに10年も続けていたら少しは自分のプラスαになると思います。
優秀でなくとも良いんです。年数が長いと自信にも繋がり挫折や逆境から救い出してくれるはず。10年の中に色々なストーリーがないわけがないのです。嫌な思い、行きたくない時、辛い時、うまくいった時、嬉しい時などたくさん乗り越えてきたんですから。

長女の場合は飛び抜けてうまいわけでもありませんが、7年も続けてきたことでようやく自信とプラスαが繋がってきました(5年目くらいまでただ通っているに過ぎなかった)。K-Popダンスが好きなので、レッスンにも行っていましたが、やはりバレエで培った体幹の軸が綺麗でかっこよく踊れちゃいます。振りを覚える力もありますね。あと、音感。こうやって自分の好きなものにプラスαで繋がっていくんです。それが根拠のある自信に変わるんだな、と親から見ても納得です。

少し話がそれますが、習い事の隙間狙いもすごく大事! メジャーな習い事ほど競争率が高く、できる子も多い。よって自己肯定も下がりがち。マイナーな習い事にすればライバルも比べるものも少ないので、好きであれば自己肯定感は上がって自信に繋がるのではないでしょうか。まだ、小さいうちは、親が選ぶと思うので、マイナーな習い事を選ぶ選択もいいのではないかなと思います。スクリーンショット (1853)スクリーンショット (1855)

最後に、長女がバレエを通して身につけたものは、バレエの技術はもちろんですがそれ以外の多くのスキルだと思います。例えば、2時間半の公演の中で長女の持ち場はわずか数分のみ、それ以外はずっと静かに控室で待機待機。これを、7年続けてきたので、長女は忍耐力、主体性、協調性などを習得したと感じます。習い事を続けることは長い目で見るとたくさんの成長につながるんですね。

リサーチソース
長くやればいいもんでもないけど、長くやって損はない。
始める前が一番大事!! 親子で確認!!

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e-ko.のプロフィール

2児の女の子のママ。17年間の某有名アパレル企業で働き、主人の香港転勤により退社。毒舌コラムの評判も上々。AB型のよくいう天才肌で、自己肯定感高めな酒好き。香港のキャリーブラットショーなんて言わしてもらってます。好きな言葉は「なんとかなるさ」

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