香港上陸!サムスン新生デジタルウォレット

2023/02/22

従来の電子決済と何が違う?

サムスンユーザーに朗報だ。このたび、Samsung PayとSamsung Pass、オクトパスなどを統合した新しいプラットフォーム「Samsung Wallet」のサービスが香港でスタートした。今までの電子決済サービスと何が違うか、見てみよう。Samsung-Wallet-720x470

スマートフォンを使った電子決済は、香港ではすっかり定着した支払い方法のひとつ。買い物やレストランでの支払いがケータイをかざすだけで完了し、現金やクレジットカードを持ち歩く必要もない。
韓国のテクノロジー企業で、世界最大の総合電子製品メーカーであるサムスン。そんな同社が昨年6月に米英とヨーロッパの一部地域でサービスを開始したのが、Samsung Walletだ。そして今年、その電子サービスが、ついに香港にも上陸した。
今までもサムスンによる電子決済サービスは存在した。香港では2017年にSamsung Payを開始したことで、サムスンのスマートフォンを使ったデジタルウォレットのサービスを提供してきた。また香港に住んでいる方なら誰しも持っているであろう交通カード・オクトパスの機能も、Smart Octopusとして同サービス内に搭載している。samsung 新生Samsung Walletでは、こういった従来の電子決済サービスが使えることはもちろん、自宅や会社などのデジタルキーとしても使用できるという。さらに、今のところ現代自動車やBMWなどの一部モデルのみ対応ではあるものの、車のキーとしての機能も持ち合わせており、今後も対応車種は増える見込みだ。また飛行機の搭乗券としても使用可能。日々の生活で使える機能がますます充実している。
家や車の鍵、クレジットカード、搭乗券などをワンタッチで起動でき、それぞれのパスワードを覚える手間なく、大手だからこそ実現できる安全性の高いセキュリティシステムのもとで管理ができるSamsung Wallet。現在は、中国や韓国、南アフリカ、アラブ首長国連邦、シンガポール、台湾など計29ヶ国で利用できるが、日本対応の発表はまだない。

※Samsung Walletは、Samsung Pay対応機種でAndroid 9 Pie以降を搭載している必要あり。
www.samsung.com/hk_en

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