日本航空(JAL)と資生堂「キレイになれるメイク講座」を広州開催

2014/07/09

日本航空(JAL)と資生堂

6月5日、広州白雲空港にあるプルマンホテルで今年、中国就航40周年を迎えた日本航空(以下略JAL)と資生堂のタイアップイベント「誰でもキレイになれるメイク講座」が開催された。

同イベントは、ハイセンスなイメージの資生堂、社会の進歩発展への貢献、最高のサービスの提供を謳うJAL、この2つの日系企業が協力することで、「広州空港で働くJALスタッフを見れば、資生堂が推奨するメイクアップを見ることができるというイメージを創る。また、日常的に化粧をする習慣がない中国人女性にメイクを通し、綺麗になることへの喜びを紹介、中国におけるメイク文化を育て、醸成させよう」ということを趣旨に行われた。

今回参加したメンバーは主にJALのグランドスタッフとオフィス勤務の女性スタッフ。当日はすっぴんで来場。最初は恥ずかしがっている人もいたが、普段からあまりメイクをしない女性は気にしていない様子だった。一般的に中国の女性は日本の女性ほど「化粧意識」が高くないのが現状だ。そのため、「化粧しようにもできない。」「化粧は面倒だ。」などの考えを抱えている人も少なくない。そんな中国人女性達に今回資生堂から招かれた講師が誰にでもできる基本的な化粧術を紹介した。

まず一番重要なのは何よりも肌の保養だ。日焼け対策、睡眠時間、体調管理、日常的な運動、どれも肌にとって大切だということが講師の口から語られた。肌が綺麗ならば、薄い化粧だけでも十分。これを毎日心掛けるのは難しく、少々面倒だと思う人も居たが、「工夫すれば、誰でも綺麗になれる。」この講師の言葉に頑張ろうと思ったという声が多かった。これらは、化粧術を学ぶ第一歩であり、「綺麗」への第一歩でもある。

そしていよいよ本番。JALのスタッフの一人がモデルを務め、講師が洗顔から口紅の塗り方まで丁寧に、そして分かりやすく指導。講師をお手本に、実際に参加者が自ら体験するという形で、少しずつ実践していった。初めは緊張していた参加者も資生堂の化粧品を使い体験することで楽しみながら学ぶことができた。

誰でもキレイになれるメイク講座in広州「ビューラーを使ったのは初めてでした。先生が指導してくれたので怖くなかった。これから自分でも使ってみようと思う。」(Lさん)「何よりも自分の変化に驚きました。」(Kさん)「中国人女性にこの化粧法を広めていきたい」(Fさん)

イベント終了後、参加者はいつもより少し綺麗になった自分に驚いたり、満足したりしている様子だった。何よりも重要なことは、今回のイベントを通して、参加者が自信をつけたということだ。日々努力を重ね、化粧術を磨く。日本の女性同様、中国人女性に化粧文化が浸透し、より綺麗になる日もそう遠くないだろう。このような日系民間企業の地道な努力が花開き、日中関係改善に寄与してくれることを期待する。

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