【Insurance110】駐在中のお金に関するお役立ちコラム⑤

2024/01/03

新年に確認したいお金周りのこと

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Insurance110の近藤です。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。日本に一時帰国していた方、海外旅行に行かれた方、香港で新年を迎えた方、様々いらっしゃるようですね。特にこの時期はお年玉にはじまり、新年会や送別会、さらに翌月には旧正月ととにかく出費が多いなか、税金の支払い期限もこの時期に重なり、ちょっと油断すると思わぬ金額を使っていたということも…。
せっかく新年になりましたので、お金周りの確認をしてみてはいかがでしょうか。

一番は普段から家計簿をつけるということですが、一体どれくらいの割合の方がつけているのかというと、おおよそ5割弱と言われています。ちなみに筆者は三日坊主の気質もありまして、日々の家計簿はつけていません。ファイナンシャルプランナーと言いながら、こんなことを暴露しちゃって大丈夫かと思いますが、どんぶり勘定でも意外とどうにかなっています。

さて、そんなどんぶり勘定のFPでもやっていることが一つあります。それは今の資産状況の確認です。例えば今保有している株の時価総額や加入している保険の解約返戻金、銀行の預金残高などをエクセル表にまとめて、毎年いくら増えたかをチェックしています。年にたった一度、小一時間の作業だけです。これならどうでしょう?続けることが苦手という人もできるのではないでしょうか。毎年続けていると、なんだかんだ言って右肩上がりで増えていきますので、ちょっとハッピーな気持ちになり今年も頑張ろうという気持ちになれます。

そしてもう一つやらないといけないのは情報がアップデートされているかの確認です。

① 関係会社・担当と連絡を取れる環境であること。
会社の電話番号・メールアドレスなどが変わっている可能性もありますので、適宜コンタクトしましょう。担当者などと情報交換するのも良いですね!

② 各種証券の置き場を決めていること。
香港で加入した保険の保険証券は『英語』、『中国語』のどちらかの言葉で記載されています。またデザインが、日本の保険証券とは全く異なりますので、しっかりと保管場所を確認しておいて下さい。

③住所変更や電話番号がきちんと更新されていること。
これだけ便利な世の中になっても連絡が取れないことも発生します。引っ越しして住所が変わった、携帯電話番号が変わった…など各変更時には連絡をお願いします。

4つ目、これは今回のポイントで一番大事かもしれません。

④契約上名前の出てくる関係者それぞれが最新の状態になっていること。
保険の場合は『契約者』、『被保険者』、『受取人』と役割があります。

『契約者』:保険に関するすべての権限を持つ個人・法人
『被保険者』:保険の対象になる人
『受取人』:万一時など保険金を受け取る権利がある個人・法人

特に日本人に関しては上記3者の関係で、掛かる税金が変化するので細心の注意が必要です。(※詳細はまた別の機会に記載します)ただ、海外の保険に限らず日本国内で加入されている保険に関して、「結婚を機に、親から引継いだ保険をそのまま大事に保管していて、いざ万が一があり、保険金2,000万円を請求をしたら・・・実は『ご主人の父が受取人!?』だった」という、笑えない本当の話もあります。
ちなみに『ご主人の父親』が受取人の場合、どうなると思いますか?次は、相続・贈与問題のスパイラルに突入します。。。今回は、深くは入りませんが、ザクッと問題点をお伝えすると・・・【年金生活者のお父様に保険金2,000万円が給付されても、遺族(家族)の手元に渡してくれるか分からない】、【仮に保険金の半額1,000万円を貰えたとしても、厳密には親族からの贈与となる】などなど、本当に笑えない状況に陥ります。もちろん、保険というのは色々な感情が絡み合うことがありますので、その細やかな部分に関しても、アドバイスさせていただきます。

⑤支払いが滞っていないか?
一括払で保険料支払が完了している方は気にする必要はありませんが、5年払、10年払、はたまた20年払など、長期的に時間分散をしながら積立している場合は要注意です。引落しが出来ずに一定期間が経過すると『失効』といって保険の効果も、積立もストップします。折角、資産を構築している途中です。場合によっては海外送金など面倒くさいことも多いですが、しっかりと支払を完了させましょう。私たちがサポート致します。

以上代表的な5点を明記しましたが、どれか気になる点はありましたでしょうか? もちろん『保障内容を定期的に確認する』という項目が抜けてるじゃないか? とご指摘を頂きそうですが、それも大事なことです。ですが、コンタクト出来る先さえお互いに確認できていれば、保障内容はその時に聞くことが出来るので、今回は敢えて除外しています。
もし一つでも『最近できてないなぁ』とか『そういえば証券見たことないなぁ』など、少しでも気になる点がありましたら、弊社までコンタクト頂けましたら幸いです。
弊社Insurance110ではお金周りの確認ができるセミナーを毎週開催しております。

執筆者
Insurance110
シニアコンサルタント 近藤貴之

Mr.Kondo
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