パリ五輪【見どころ&注目選手】

2024/07/17

33回目を迎えるオリンピックの舞台は、フランスの首都パリ。100年ぶりに選ばれたこの歴史的な大会には、32競技329種目に、およそ1万人の選手が参加する。日本勢は400人余り、香港からも東京五輪・金メダリストを含めた35人のアスリートたちが熱い戦いを繰り広げる。

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生まれ変わる五輪!パリ大会の見どころ

①史上初!参加型オリンピック
29822666_s「スポーツを街のなかに」をテーマのひとつにしているパリ大会。公園や学校の運動場、観光名所など、地域のさまざまな場所が祭典や競技の会場となる。さらに、注目を集めているのが、五輪初となる一般市民参加。マラソンと自転車ロードレースでは、競技が終わったその日に、同じコース上を市民が走る催しが行われる。

 

②異例!選手入場はボートで!?
2436099_mこれまで、スタジアム内を歩いて入場するのが常だった開会式パレード。7月26日に行われる今大会開会式では、1万人の選手たちがボートに乗り、セーヌ川を約6kmに渡り、船で行進する。またエッフェル塔下の広場には「チャンピオンズパーク」が出現。前日のメダリストが参加する祝賀会が、毎日実施される。熱の冷めやらぬうちに、ファンが間近で選手たちを祝福できるという画期的な取り組みだ。

 

③ペットボトル禁止!サステナブルな大会へ
27885011_m史上もっともサステナブル(持続可能)な大会を目指す、エコ先進国フランス。使い捨てプラスチックの使用は全面的に禁止される。競技会場にはペットボトル飲料の持ち込みが認められないほか、会場内で販売される飲食物にもリサイクル可能なガラス瓶や紙容器が使われる。また観客の会場移動にエコな自転車を推奨しようと、レンタサイクルの増設や自転車道の整備が進められた。

 

日本のメダル獲得予想は46個!注目種目&アスリート一覧

前回の東京大会で、開催都市枠として追加競技になっていた空手、ソフトボール、野球は、今回は除外。特に空手形は、日本選手が銀、香港選手が銅メダルを獲得した種目だっただけに、両国で惜しまれた。一方、パリ大会で唯一追加された競技が、ブレイキンだ。近年、五輪に関心の薄い若い世代をいかに呼び込むかが課題となっているが、特にブレイキンは、世界中で競技人口が増えていること、経済力に関係なくプレイできることなどから新競技に選ばれた。
米国の大手データ会社、グレースノートは、日本のメダル獲得数を46個と予想。そのデータなどをもとに、今大会の注目競技をまとめた。Screenshot 2024-07-16 at 1.20.22 PMScreenshot 2024-07-16 at 1.20.31 PM

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