関西弁超訳論語「点数稼ぎ編」日本語学校(八田真太)

2014/09/08

 

2014年継続企画 関西弁超訳論語

「僕はこれを学んだ!」

学校で先生の言うことを聞くと周りから「点数稼ぎ」「セン公の犬」などと言われて揶揄され、社会人になって上司の言うことを聞いていれば「上司に気に入られようとしている」「出世を狙っている」などと言われる。いつの時代も目上の人間に忠実に仕えていると周りからは色眼鏡で見られるものです。それが嫌だからと言って周りと同じように先生に反抗したり、上司の悪口を言ってみたり。人付き合いというのは面倒なものですね。周りの人間がそう言って真面目に先生や上司の言うことを聞くあなたをよく思わないのは「このままでは追い抜かれてしまう」「負けてしまう」という危機感を感じているからです。どうかそんな人間の言うことなど気にせず、自分が正しいと思うことをやってください。先生の言うことに賛同できる、上司のやり方に付いて行こう。そう考えて進み続けていると知らず知らずのうちにいつかは周りの声が届かないような高いところへ到達できるはずです。


心に沁みる大阪弁訳 八田真太

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