「旧正月に使用するおめでたい単語」SOWランゲージセンターの広東語講座

2015/01/28

にぎやかなクリスマスや新暦の正月も終わり、次はいよいよ中国人にとっての最大イベント、旧正月がやってきます。毎年この時期になると、目にも鮮やかな赤や金の装飾が街のいたるところに施され、気分は一気に旧正月モードへと変わります。

「年宵」(nin4 siu1)/「花市」(fa1 si5)は、年末の「年廿四」(nin4 ya6 sei3)(旧暦の12月24日)から元旦「初一」(cho1 yat1)早朝6時までの約一週間にかけて開催されます。香港で最も大規模な花市は、銅鑼灣の「維園」(wai4 yün2)や旺角の「花墟」(fa1 höü1)でしょう。毎年歩けないくらいの大勢の人でごった返します。一応花市という名前がついていますが、実際は花だけでなくお正月関連やその年に流行した商品やグッズが数多く販売されます。旧暦の大晦日である年三十に家族で「團年飯」(tün4 nin4 faan6)を食べてから、年越しで花市に出かけるのが多くの香港人の定番で、最終日になると値段もかなり安くなります。

旧正月イラスト

家の中に花を飾ると「花開富貴」(fa1 hoi1 fu3 gwai3)(花が開くように金が満ちあふれ、金持ちになる)縁起が良いとされているので、新年には花が欠かせません。花にはそれぞれ意味があり、「水仙」「蘭花」は良い香りが幸運を運んでくる、「桃花」は、良縁を運んでくるとされています。また、「吉」と「桔」の発音が同じであることから縁起が良いとされる「金桔」の鉢植えは、ビルやショッピングセンター、マンションなどによく置かれているので、一度は目にしたことのあるはずです。こちらは、金運が上がると言われています。

また新年と言えば「揮春」(fai1 chön1)も忘れてはいけません。縁起のいい四字熟語を赤い紙に書いて玄関や壁に貼ります。おめでたい言葉として、そのまま新年の挨拶にも使えますので、皆様も是非覚えてくださいね。

縁起のよい四字熟語と花

SOWランゲージセンター

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