新生活特集4・交通事情と生活情報

2015/03/09

日々の生活で欠かせない! 便利な基本情報集

交通系ICカードは新生活の必需品。鉄道・バスでの移動、買い物もラクチン!

バス

日本の「SUICA」「PASMO」などのように、交通機関だけでなくコンビニやスーパーなどショッピングでも使える優れモノの「八達通(オクトパス)カード」。このカードがないと香港生活は始まらないだろう。公共交通機関のプリペイドカードとしては、世界で最も早く1997年9月に正式導入されたオクトパス。地下鉄(MTR)、バス、ミニバス、香港トラム、スターフェリーなど、多くの主要交通機関で使用できる。そのほか電子マネーとしてコンビニ、スーパー、カフェ、レストランなどの様々な施設で利用でき生活において便利な優れものだ。同カードは、MTR各駅の窓口で購入ができる。最初に購入す
るときは、最低入金額と保証金(デポジット)を合わせて支払う。大人用がHKD150、子供用と高齢者用がHKD70。デポジットがあるため1回だけなら入金額が足りなくても交通機関に乗車が出来るのが嬉しい。チャージは、鉄道各駅の窓口や「増値機(Add Value Machine)」と書かれたチャージ機、セブンイレブンなどでも可能。

~知っておけばお得なオクトパス情報~

大人用オクトパスを使う場合、料金セーバーマシン(優恵站)を活用しよう。オクトパスを機械にピッとかざすだけで、最寄りの駅から降車駅までの運賃が1~2HKD引きになるという優れモノ。セーバーマシンは、ハーバーシティやヒルサイドエスカレーターなどに設置されている。設置場所の詳細は、MTRのホームページをチェック!
ウェブ:http://www.mtr.com.hk/ch/customer/tickets/fare_saver.html

 

■クレジットカード
香港では銀行の発行するクレジットカードや、大手企業が発行するカードもあり、日本と同じようにクレジット払いがほとんどの店舗で可能である。ブランドはJCB、VISA、MasterCard、American Express、UnionPayなどがある。生活の基盤となる場所を考慮し、各会社のさまざまな特典を比べ決めるとよい。支払い方法は、自動引き落とし(Autopay)のほか、小切手(Cheque)、ATM&インターネットバンキング、窓口での現金支払いがある。

 

■EPS(Electronic Payment Service)

EPS(Electronic Payment Service)
銀行のキャッシュ・カードで買い物ができるシステムで,使用したその日に銀行口座からお金が引き落とされる仕組みになっている。クレジットカードと違い、銀行口座の残金分しか購入ができないため,使い過ぎることがない。デパートやスーパーマーケットはもちろん,郵便局でも使える。利用可能の目印となる「EPS」シールは街中にあふれている。

■パスポートを失くしたら!?
パスポートを紛失した場合、最寄りの交番に「紛失届」を提出し、次に、パスポートを再交付してもらうため、日本領事([852]2522-1184)に連絡。

 

■財布の紛失・盗難
盗難に遭ったら警察に通報。すぐにカード発行会社に連絡し紛失を知らせカードを止めてもらう。ほとんどの発行会社は、こうした緊急事態に対応するためのフリーダイヤルの24時間受付サービスを行っている。

■緊急電話番号
・24時間緊急連絡先 999( 警察・消防・救急)
救急の場合は、自分で行きたい病院を伝える。指定がない場合は、政府病院に運ばれる。身分証明書(香港ID・パスポート)が必要。


■香港気象警報
強力な台風の通り道である香港。警報のレベルによっては公共交通も止まり、学校・会社も休みとなる。警報を事前に学びこれから来る豪雨と台風シーズンに備えよう。

香港気象警報

シグナル8以上が発令されると、幼稚園や学校は休校。企業は特別の事情がない場合は従業員を帰宅させる。交通機関も一部を除き停止。香港天文台 http://www.weather.gov.hk


日本の書籍・雑誌が読みたくなったらここ!

香港にももちろんある日本の書店。意外にも品揃え抜群の本屋が多く、日本のファッション雑誌で流行を確認したり、小説の世界に浸ってみたり、新しい趣味を見つけるきっかけに?!香港生活に役立つ情報誌もあるので、新生活を始めたのならまずは足を運んでみよう。

■トマトブックス

トマトブックス    トマトブックス
チムサーチョイ(尖沙咀)にある日本人御用達の日本語書籍専門店。雑誌の定期オーダー、オンラインショッピングでの購入、電話オーダーも可能、日本人スタッフも駐在しており、行き届いたサービスが魅力だ。ゆったりとした広い店内には、イタリアントマトカフェやキッズエリアが併設され、落ち着いた時間が過ごせる。香港のガイドブックや香港発行のフリーマガジンも揃うため新生活にぜひ活用したい。3月中は中古本全品HKD10、購入冊数によって10%や20%オフになる嬉しいキャンペーンを開催中。
※4月~5月に移転予定。詳細はフェイスブックまたは電話にてお問い合わせを。

住所:B/F., Ramada Hotel Kowloon,73-75Chatham Rd. South, TST
電話:+852-2314-3283
メール:info@tomatobooks.com.hk

 

■写楽堂

写楽堂
香港で唯一といわれる日本の古本専門店。コーズウェイベイ(銅鑼湾)駅から徒歩1分のところにあり、20年近く営業し、日本人だけでなく香港人にも愛されている。児童書や漫画を始め、文庫本、実用書、写真集など5万冊近くの本が並ぶ。日本語書籍の買取も行い、50冊ほどあれば香港側と九龍側の出張買取も実施しているという。2ヵ月に1回の割合で日本から入荷もするため、毎月2~3千の在庫が更新される。仕入れた古本はスタッフが念入りにチェックし陳列するため新品のような古本も多く存在し、お手軽価格で手に入る。

住所:L/G, Fortune Ctr., 44-48 Yung Pin Rd., CWB
電話:+852-2576-9929 フェイスブック: sharakuhk

■旭屋書店
コーズウェイベイ(銅鑼湾)駅直結のSOGO内に位置する。品揃えが多く香港にある日系書店の中では1、2を争う広さ。
住所:11/F., SOGO Dept. Store, 555 Hennesy Rd., CWB
電話:+852-2893-6083

■東京堂書店
ホンハム(紅磡)のイオン内にあるため気軽に立ち寄ることができる。月刊雑誌が多く並び、PPWも入手可能。
住所:G501A, AEON Whampoa Garden, Hung Hom
電話:+852-2333-8403

 

続きアイコン

Pocket
LINEで送る