淺水湾(レパルスベイ)広東料理「Meen & Rice(粥粉麵飯)」

2015/03/17

豚飯 天井アート

レパルスベイ(淺水湾)にあるショッピングセンターThe Pulseに今年3月オープンしたばかりの広東料理レストラン「Meen & Rice 粥粉麵飯」が、いま話題を集めている。同店は、数々のホテルおよびレストランを経営し、これまで名だたる賞を獲得してきた若手女性オーナー、イェン・ウォン氏が手掛けるカジュアルダイニング。本場の広東料理の味と、ローカルな雰囲気をスタイリッシュにアレンジした空間が楽しめるレストランとして、香港の飲食業界に新しい風を吹き込んでくれることが期待されている。

店名にもある「粥粉麵飯」とは、その字の通り、お粥、米粉麺、小麦粉麺、ご飯を表し、中国料理の4大発明と言われるもの。同店ではこれらをベースに、「新鮮エビのワンタン麺(Fresh Shrimp Wanton Noodle Soup/HKD38)」、「手打ちライスヌードル(Home MadeRice Noodle Rolls/HKD32)」、「香港式バーベキューポーク飯(Barbeque Pork Rice/HKD68)」など、香港で古くから親しまれている広東料理を提供している。手ごろな価格も魅力的だ。

おかゆ
窓際の席に腰掛け、海から吹く春の始まりを知らせる風を感じながら味わうローカル料理は、街中でいただくそれとはまた違った美味しさ。66席ある店内は、香港の人達に今も愛される大排檔(ダイパイドン)と呼ばれるフード屋台を彷彿とさせるが、その庶民的な雰囲気はそのままに、壁に吊られたメニューボードや天井からぶら下がった麺の湯きり網がアートな雰囲気をもかもし出している。

「Meen & Rice 粥粉麵飯」は、レパルスベイを訪れる人達に香港のローカル文化を楽しんでもらえる空間となることでしょう。窓の外の美しい自然や遊歩道を行き交う人々を眺めながら、地元の料理と雰囲気を存分に味わって欲しいですね」とイェン氏は話す。「208 Duecento Otto」、「22 Ships」、「Duddell’s」、「Chachawan」、「Ham and Sherry」、「Aberdeen StreetSocial」といった、彼女が手掛けるほかの店と同様に、この食の都において存在感を示すレストランとなることだろう。

素敵な空間で、手ごろな庶民フードを楽しみたいなら、ぜひ1度訪れてみて。

ワンタンメンお粥に卵

Meen & Rice 粥粉麵飯
住所:Shop 113, Level 1, The Pulse, 28 Beach Rd., Repulse Bay
電話:(852)2566-8886
時間:11:30~22:30
フェイスブック:http://meenandrice.com

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