広州ジュージャンとリバービュー特集2・広東料理レストラン

2015/03/26

「珠江」(ジュージャン)見ずして広州は語れない――広州の母なる河「珠江」。昔ながらの風景が残る場所もあれば、近未来を思わせる幻想的な風景まで様々 な表情をみせてくれる。珠江の立役者たちにスポットを当ててみると、普段なにげなく見てきた珠江の違う一面が見えてくるかも!?

この眺めは贅沢すぎる!
珠江パノラマビューのためにある広東料理レストラン

空中一号の飲茶 珠江の眺望を特色とするレストランは多くあるが、広州らしさにこだわりたい方にお薦めなのが「空中一号」、広東料理のレストランだ。広州観光の目玉「珠江」と、“食は広州にあり”の「広州料理」を両立させた高級店だ。まず、注目すべきはその立地。最寄り駅は地下鉄3号線「珠江新城」。この辺りにIFC国際金融ビル、広州大劇場といった広州新市街のシンボリックな建物が建ち並ぶ。B1出口から地上に出て米総領事館を過ぎると珠江にぶつかる。その傍らにそびえる信合大厦の28~31階を占めるのが「空中一号」だ。タワーの高さは178メートル、専用エレベーターで一気に上がれば、そこはもう別世界!まず目に飛び込んでくるのは広州タワー。真正面にまるまるとらえることができる。眼下にはあの巨大な大劇院や博物館も確認できる。そして珠江の水面をゆっくり進む遊覧船に癒やされる。料理長の関仲明さん

もう1つの注目ポイントは料理。料理長の関仲明さんは広州人。料理人として26年の経験をもつ。幼い頃から食に関心のあった関さんは料理の研究に夢中になり、料理の世界に引き込まれていった。現在、「空中一号」で主に手がけているのは広東料理だが、単に伝統の広東料理をそのまま出しているわけではない。なぜなら、好みの味は土地土地で異なるからだ。また、料理は雰囲気と調和したときに最高の美味しさを発揮する。北京などの高級料亭でも十数年の経験を積んだ関料理長は、この珠江のパノラマにふさわしい広東料理の探求を怠らない。各地で下積みした過去があるからこそ、方方から広州を訪れる人々の舌を納得させることができる。

珠江の見せ方、料理の見せ方すべてに一流を感じることができる同店。ここにしかない珠江の風景とお食事、広州・珠江を語る上でも一度訪れておきたい。

空中一号(Sky No.1)

 

空中一号(Sky No.1)
住所:広州市天河区珠江新城華夏路1号信合大厦28~31階
電話:(86)20-3785-7111
ファクス:(86)20-3785-7668
時間:11:00~15:00、17:00~22:30(月~金)、
10:00~15:00、17:00~22:00(土日祝日)
ウェブ:www.skyno1.cn
アクセス:地下鉄3号線「珠江新城」駅B1出口、徒歩300m。
※パノラマ席・個室をご希望の場合、事前予約が確実です。

 

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