みんなどこに連れて行く？アテンドに関するホンネをアンケート！

今回の「アテンド指南特集」にあたりPPW編集部は、香港在住者（20代～50代の男女）に簡単なアンケートを実施。質問項目は、◇好評だった場所◇好評だった食べ物・レストラン◇不評だった場所・食べ物◇アテンド中に困ったこと◇人気のあるお土産の5項目。また、「初めて来港した人」・「何度も来港している人」に対して別々に分けて質問し、実際にアテンドして感じたことをありのままに回答していただいた。

■定番「ヴィクトリアピーク」がやっぱり人気！9割の方が回答

初めての来港者に対し好評だった場所で、約9割の方が「ヴィクトリアピーク」をあげていた（複数回答可）。世代を問わずダントツの人気があるようだ。夕方になるとピーク・トラム駅での30分待ちは必須。土日は1時間以上待つことも。また、中には、中環埠頭とヴィクトリアピークへのケーブルカー駅を結ぶ15Cの路線バスを必ず利用するという方も。短い距離ではあるが、2階建てのオープントップバスに乗車でき気軽に観光を楽しめるという。続いて「シンフォニーオブライツ」、「女人街・男人街」といった香港観光の定番スポットがあがった。何度も来港している人には、少し足を延ばし西貢（サイクン）、赤柱（スタンレー）また、旺角（モンコック）や深水埗（シャムスイポー）など、ガイドブックに載っていないような穴場へ案内する人が多かった。

■意外とみんな行っている！「西貢（サイクン）」の海鮮料理

好評だったレストランとして名前があがった場所は、ミシュランガイドに載っている中でも安値で食事ができる「添好運點心專門店」、北京道に位置し夜景が綺麗な「上海小南国」。楊枝甘露、牛乳プリンといったローカルスイーツも外せない。中には美容・健康にいいと評判の亀ゼリーが苦いけどもオススメ！という方も。また、何度も来港している方に対しては、西貢にある海鮮料理を食べに行くという人が多かった。そして不評だった場所や食べ物としてあがったものが、香港人が大好きな「鳥の足」。美味しそうに食べている姿を見るとチャレンジしたくなるが、やはり不評であった。また、ローカルすぎるお店もちょっと…という人が男女問わず多いようだ。

■トイレがない！タクシー

アテンド中に困ったこととして、半分以上の人がトイレが見つからないこととタクシーの運転の荒さや乗車拒否があることをあげていた。また冷房が強い、突然の雨が多い、歩きすぎて疲れるなど。さらに、店の営業時間の変更や香港ならではの台風警報シグナル8で観光が困難になることもあり、困ったことも意外と多く経験しているようだ。トイレ休憩をする場所をあらかじめ決めておき、無理ない観光を計画したい。

■お土産は、ローカルスーパーから高級ホテルまで。

人気のあるお土産では中華調味料（オイスターソース、XO醤など）、高級ホテルのクッキー、お茶などがあげられ、中でも奇華餅家の菓子類が特に人気が高かった。その他、POPPANのクラッカーやマンゴーポッキー、出前一丁などローカルスーパーでお得に購入できるものがバラマキみやげに最適という意見も。

ぜひこのアンケート結果を参考に、あなただけのお気に入りの場所を探してみてはいかが。来港者もきっと満足してくれるはず！

PPW編集
プレゼンツ
香港お土産図鑑

毎年日本のみならず世界中から多くの観光客が訪れる香港。そんな香港で思う存分観光や食事を楽しんだあと、忘れてはならないのがお土産の調達。お土産で失敗したなんて経験のある人や何を買っていいか迷ってしまうなんて人も多いはず。そこで、今回は編集部オススメの香港土産をいくつか紹介しよう。

◉ジェニーベーカリーのクッキー

可愛らしい熊の絵が缶に描かれた大人気のクッキー。売切れ次第終了となるので午前中に行くのがオススメ。一見普通のクッキーだが、バターたっぷりのリッチ感とサクサクとした食感が癖になる。

◉リプトンのミルクティー

日本未発売のミルクティーパック。砂糖、お茶が1つになっているため、香港式の甘くて濃いミルクティーをお湯を注ぐだけで自宅で簡単に味わえる。1箱、又は１スティッ

クをばら撒き用にどうぞ。

◉調味料

定番のオイスターソースやXO醤は、ちょっとした料理の味のアレンジに便利。サイズも比較的大きくて値段もお手頃。麻婆豆腐の素は本格的な味が楽しめる。料理好きな人へのお土産に最適。

◉タイガーバーム首肩クリーム

定番のタイガーバーム軟膏もいいが、肩首クリームはべたつかず肌にスーッとなじみ、疲れた首と肩をまるでマッサージをされているかのように癒してくれる。薬局で手に入るのも魅力の1つ。肩こりにお悩みの方へのお土産に。

◉マンダリンオリエンタルのローズジャム

マンダリンオリエンタル香港限定のバラの花びらとストロベリーが混ざったジャム。スコーンに付けたり紅茶に混ぜたりと、一度食べたら病み付きに。ちょっといいお土産を贈りたい人に。

日本と比べ断然安いタクシー料金！

香港のタクシーは、市内（赤色）・新界（緑色）・ランタオ島（水色）と3つの営業エリアに分かれているが、観光では赤色のタクシーを利用することがほとんど。ただし、香港島と九龍間を移動する際は、海越えタクシーを利用しなければならないため注意が必要となる。

街中では、走行中のタクシーを捕まえることが一般的で、タクシースタンドも各地に設けられ標識もありわかりやすいが、駐停車禁止区域（黄色の二重線など）の場所では捕まえることができないため気をつけたい。初乗り2㎞まではHKD22で、トランクを利用した場合は追加料金がかかる。運転手によっては英語が通じない人もいるため、宿泊先の名刺や行きたい場所は漢字でメモしておくとよい。

両替はどこでする？！ どこがお得？

香港で両替する場所として有名な重慶マンション。チムサーチョイ（尖沙咀）のネイザンロード沿いにあり観光前に気軽に両替ができるため多くの人が利用する。少し怪しげな雰囲気があるが1歩足を踏み入れると両側に両替所がずらりと並び、奥まで進みながら1店舗1店舗レートをチェックし1番よいレートの両替所で両替をするのが定番。とは言っても空港からホテルまでの交通費が必要になってくるため、香港の空港で両替をしたり、あらかじめ日本の銀行で両替をしておいたほうが良さそうだ。どこの両替所でもそうだが、両替された金額がが間違っていないかその場でのチェックは忘れずに。

安心して利用できる場所を覚えておこう

比較的利用しやすいといえる香港のトイレ事情。混雑時は並んで待ち、トイレットペーパーも備えつけられているところが多い。中でもショッピングモールのハーバーシティ、IFC、ランドマークなどのトイレは観光客にとって利用しやすいだろう。またホテルのトイレも安心して利用でき、特にペニンシュラホテルは観光しながらも立ち寄りやすい。

しかし、ローカルの商業施設やカフェなどはトイレを利用する際、鍵が必要なところもあるため、店員から鍵を受け取ったり、個室の中に大きなゴミ箱がある場合は、ペーパーは流さずそのゴミ箱に捨てるようになるため覚えておきたい。さらに駅構内では、改札を出ないと行けない場所が多く利用しづらいと考えたほうがよいだろう。

知っておくと便利！JCBカードがあればアテンドも安心！

国際クレジットカードブランドとしての地位を確立している「JCB」は、更なる顧客満足度の向上を目指し、電話でのあらゆる問い合わせに日本語で対応してくれるサービスを提供している。例えば、「夜景の綺麗な穴場のレストランやバーは何処？」と問い合せれば、条件に合った店の情報が得られる。アテンドに不慣れな人とっては心強いサービスだ。困ったことがあれば、まず連絡してみよう。また、九龍一の繁華街であるチムサーチョイ（尖沙咀）には、「JCBプラザ ラウンジ・香港」があり、トイレの利用はもちろん、日本の新聞の閲覧、Wi-Fi、PCやプリンターの使用、ドリンク、携帯電話の充電、当日中の手荷物の預かり、フットマッサージ等、様々なサービスを無料で受けられるので、ショッピングに疲れたら気軽に立ち寄ってみよう。これらのサービスは、JCB会員なら誰でも利用可能。まだJCBカードを持ってない人は、近くの「イオン」「和民」「BEA」等でアテンド前に申請してみてはいかが。

JCBプラザ ラウンジ・香港
住所：6/F.,Chung Fung Comm. Bldg., 12 Canton Rd., TST
電話：(852)2366-7211
時間：9:00～18:00（年中無休）