夏の珠海市特集！テーマパーク、ビーチ、温泉が沢山 - 広東総合投稿

観光スポットが少ないマカオへの通過点、珠海というとそんなイメージかもしれない。
でも、よく考えてみるとそれが珠海の魅力ともいえる。
マカオへの玄関口「拱北」の一角を除けば驚くほど人の少ない閑静な風景が広がる。
近年リゾート開発が進み、注目の新スポットも登場！
これを見れば、この夏、珠海へ出かけてみたくなるはずだ！

珠海はどんな街？珠江河口西側に位置する珠海は、広州から約１５０kmでマカオへの玄関口として知られている。町の名は、ここで珠江と南海（南シナ海）がぶつかることに由来している。「百島之城」という別名のとおり、沖には１４６もの大小様々な島が浮かんでいる。気候は年間を通じ温暖なため別荘地としても人気がある。現在ではヤシが植えられ南国の風景が特徴だが、かつては漁業を営むひなびた町でしかなかった。１９８０年に深センやアモイなどとともに中国初の経済特区に指定され急速な発展を遂げたのだ。街は東西に分けられ、東側は市街地、西側は珠海空港や外資系工場が立ち並ぶ開発区になっている。繁華街は、マカオの玄関口「拱北」から北に伸びる蓮花路、九洲城のある吉大地区、商業エリアである香洲地区の３ヶ所。それぞれは路線バスで結ばれており、簡単に移動できる。

横琴島――面積はマカオの4倍以上！いま注目の国家級開発区

珠海市に属する横琴島（Hengqin Island）。マカオに隣接する珠海最大の島だ。中国政府は横琴島を国家級開発区に指定しており、ハイテク工業団地、大型リゾート・レジャー施設、高等教育施設を誘致するなど開発計画を次々と進めている。今話題の「長隆海洋王国」もこの島にある。またカキの養殖が盛んで、「横琴蠔」は香港や上海の高級料理店で扱われるほど有名。これからの珠海を先取りするならこの横琴島に注目だ！

珠海長隆海洋王国―ファミリー向けテーマパーク

昨年オープンした世界最大の海洋テーマパーク「珠海長隆海洋王国」は数々の記録を打ち立てたことで話題となった。飼育されている魚の数も中国国内では最多だ。テーマ別に８つのエリアに分かれており、遊園地エリアではジェットコースター「飛超雨林」が人気！水族館の概念を打ち破る今までにない超大型レジャー施設は一度訪れてみたい。

ウェブ：http://zh.chimelong.com/Oceankingdom/

珠海が誇る広東屈指の海岸線で思いっきり遊んじゃおう！

珠海市は珠江デルタ右岸に位置し、南でマカオと接する海岸線は６９０キロに及ぶ。ここには、１４６もの島があり、自然を活かした公園や砂浜が点在する。
【珠海景山公園】
珠海市香炉湾にある『珠海景山公園』。ここは、滝と奇石が織りなす「碧潭飘瀑」と、湖の中央にあるアケボノ杉「情侶樹」（めおと木）の珠海両絶（珠海の二大絶景）が楽しめる他、珠海のシンボル「珠海漁女」の彫像とマカオや珠海市を見渡すことができるスポットだ。少し物悲しい雰囲気の珠海漁女は、その昔「夜明け珠」と呼ばれる大きな真珠を獲るために、一人の乙女が犠牲になったという伝説に基づいている。

【ゴールデン＆シルバービーチ】
空港の近くにある「金沙灘」という海岸。金色の砂を持つと言われるこの砂浜は、「ゴールデンビーチ」と呼ばれている。ここから車で30分のところにある「銀沙灘」は、銀色の砂を持つ砂浜、つまり「シルバービーチ」と呼ばれている。どちらも遊泳可能なので、金と銀の砂浜を見比べてみるのも面白いかもしれない。

【珠海景山公園】
住所：珠海市海滨北路
電話：（86）756-2255476
料金：無料（アトラクション・リフト・ジェットコースターには料金がかかります）
開放時間：08:00～
【金沙灘遊泳区】
住所：珠海市金湾区海滩路
【銀沙灘遊泳区】
住所：珠海市金湾区平沙镇

珠海の夜をにぎやかに彩る“Bay Bar Street”

マカオとの玄関口・拱北から水湾路を２㎞ほど北に進むと賑やかなバーが建ち並ぶエリアがある。「珠海海湾酒吧街」と呼ばれる珠海のナイトスポットだ。ライトアップされた店からは前衛的な音楽が聞こえ、活気がある。ここのカラーは、大人の落ち着いたバーストリートではなく、若者中心のはじけた感じ。これからの発展を予感させるアップテンポなノリが珠海にはふさわしいのかも！？日中は洋食レストラン、夜はバーとなる「西洋会」がこの界隈で最も大きな店。タイスタイルのバー「CHACHA」や、スペインスタイルのレストラン＆バー「安服会」などバラエティーに富んだラインナップなので、好みの場所を見つけて、珠海の夜を満喫しよう！

珠海海湾酒吧街
住所：珠海市拱北水湾路
ウェブ：http://baybarstreet.com/

【珠海御温泉度假村】

温泉アミューズメント！？20種類以上の露天風呂で心も身体もリラックス！

珠海市街地から西へ車で１時間のところにある「御温泉」。地下１５０メートルから汲み上げられる湯は、メタ珪酸を含む塩化物泉という正真正銘の温泉だ。ここには、大小合わせて20種類以上の浴場があり、足湯から大浴場、中国ならではの漢方風呂まで用意され、まさに温泉アミューズメントといった趣だ。広州・深センから片道数時間とに帰り圏内というのも嬉しい。もちろん宿泊もできるので、珠海観光の際に利用するのも良し、都会の喧騒で疲れた身体を癒しに温泉三昧するも良し！

珠海御温泉渡假村
住所：珠海市斗門区斗門鎮黄楊大道西珠海
電話：（86）756-5797128
時間：24時間営業
ウェブ：http://www.imperialhotsprings.com
アクセス：珠海市からの送迎バス有り。