鰻と蕎麦で夏バテ解消「蕎上人」深セン市、東莞市

2015/05/05

鰻(うなぎ)東莞の常平鎮と長安鎮に店舗を構える「蕎上人」が、昨年7月、深セン南山区に新店舗をオープンした。開店以来、こだわりの鰻と手打ち蕎麦で、深セン在住の日本人のみならず現地の中国人をも魅了し続けている。暖簾をくぐると、”和“の雰囲気あふれる空間が広がる。木材をふんだんに使用した内装で、木の温もりが感じられる造りが気持ちを落ち着かせてくれる。接待や会食で利用できる個室が6室あり、2階には大きめの宴会も可能なスペースがある。

蕎上人がこだわっているのは吟味された食材だ!自慢の鰻は、福建省の養殖場から取り寄せている。なんと東京のとある老舗店でも同じ鰻を使用しているという。中国では美味しい鰻になかなかお目にかかれないがこの鰻なら間違いない。

「鰻の蒲焼き」は一度白焼きにしてから、蒸し上げ、秘伝のタレで焼き上げるので、ふっくらと柔らかく仕上がる。スタミナ補給はやっぱり鰻!しっかり食べて、華南の猛暑を吹き飛ばそう!

じりじりと暑くなってくる季節には涼を呼ぶ一品が恋しくなる。日本人ならこの季節に食べたくなるのが、お蕎麦だ!蕎上人では店の入口にそば打ち台がある。職人さんの手際の良い蕎麦打ち姿を見るだけでも気持ちがいいものだ。その本格的な手打ち蕎麦を味わうなら、殻ごと挽いた香り豊かでしっかりとした味わいの「田舎蕎麦」がオススメ。二八(にはち)で打っているため、蕎麦の風味がしっかり残っており、口の中に香りがパアッと広がる。土佐の本鰹節や利尻のだし昆布でとったダシが蕎麦の風味を引き立ててくれる。

鰻と蕎麦という両横綱はそのままに、この4月から旬を味わえる新メニューが続々と登場している。その中でも常連客に人気なのは、日本から取り寄せた、厳選された鮮魚を使った刺身やお寿司だ。日替わりの「お造り盛り合わせ7種」は旬の海の幸を惜しげもなく使ったお得なメニュー。マグロやイクラなど4〜5種類のネタを入れた豪華な一品「海鮮ロール」も海の香が口いっぱいに広がると好評だ。蕎上人では、今後もこだわりの食材をふんだんに使った厳選料理が続々登場する予定。乞うご期待!

自然の持つ風味と季節感を大切にする日本人にとって、蕎上人の食材に対するこだわりはうれしいかぎり!ここ蕎上人で日本の四季を堪能しよう。

蕎上人

蕎上人
【南山店】
住所:深セン市南山区南山大道南海大厦107号
(中油陽光大酒店となり)
電話:(86)755-8625-0406、(86)150-2401-2606
【常平店】
住所:東莞市常平鎮新南ニ街3号
電話:(86)769-8118-2762
【長安店】
住所:東莞市長安鎮中恵名城賢徳路18号
電話:(86)769-8584-9566

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