中環(セントラル)本格ポルトガル料理「Casa Lisboa」

2015/06/02

Casa Lisboa

ポルトガル料理は飾り気のない素朴な家庭料理で日本人の口にもなじみやすく、「初めて食べたのに、なんだか懐かしい」と感じる料理だ。それもそのはず、日本と魚介の食べ方がそっくりなのだ。そんなポルトガル料理を楽しむなら「マカオにいかなくちゃ」と思う人も多いのでは。でも、ポルトガル料理とマカオ料理は実は別のもの。今までマカオ料理をポルトガル料理と思って楽しんでいたという人も多い。そこで、今回は正真正銘本場のポルトガル料理を香港で楽しめる数少ないポルトガル料理レストラン「CasaLisboa」を紹介しよう。
セントラル(中環)のランカイフォンタワーの8階に店を構える同店は2010年にオープン。多くのレストランがオープンしては閉店している香港で、現在に至るまで人気を保ち、ポルトガル料理ファンを魅了し続けている。
バカリャオのクリーミーカスレ 小鰯のサクサク揚げ、トースト乗せ

左からバカリャオのクリーミーカスレ、小鰯のサクサク揚げ、トースト乗せ

ノスタルジックなポルトガル様式の店内
ノスタルジックなポルトガル様式の店内

店内に足を踏み入れると目の前に広がるのはノスタルジックで気品のある空間。壁には銅のポットや色鮮やかなポルトガルの工芸品や絵画が飾られ、壁や床にはポルトガル特有の青と白のタイルが敷き詰められている。ポルトガル文化を肌で感じることができる。
そんな同店では、今回、18年のシェフ歴で、ポルトガルのリスボンの5つ星ホテル「Hotel Pestana Palácio」を始め数々の有名レストランでの勤務歴のあるEdgar氏を迎え、メニューに磨きを掛けると共に新メニューも登場した。まずは、ポルトガルの国民食である干し鱈(バカリャオ)をクリームと共にグラタンのように仕上げた「バカリャオのクリームカスレ」。添えられたバゲットと一緒にいただこう。次は、日本人にも馴染みのあるクリスピーに上げられたポルトガル産の鰯のをピーマンと共にトーストにトッピングした「小鰯のサクサク揚げ、トースト乗せ」。塩加減と絶妙の食感が決め手だ。メインには、贅沢にもロブスター、アサリ、海老、ムール貝、イカとなどのシーフードをピリ辛なオレンジソースで調理したポルトガルの鍋料理「伝統的なシーフードカタプラナ」を。
肉派という人には同店の人気メニューの一つであるの「ローストサックッリン・ピッグバイラースタイル」がおススメ。3時間掛けてじっくりローストされた肉は、皮はパリッと中はジューシーに仕上げられている。食べる際に添えられたカットオレンジを少し絞ると更に味わい深くなる。食事のお供にはポルトガルワインを忘れずに。日本でも人気のポートワインは食後のデザートワインにも最適。
さあ、さっそっく本格的ポルトガル料理を味わいに出かけてみては。
伝統的なシーフードカタプラーナ ローストサックリンピッグ エグゼクティブシェフんのエドガーさん
左から伝統的なシーフードカタプラーナ、ローストサックリンピッグ、エグゼクティブシェフのエドガーさん

Casa Lisboa
住所:8/F., LKF Tower, 33 Wyndham St., Central
電話:(852)2905-1168
時間:月~金 ランチ:12:00~15:00 ディナー:18:30~24:00
土祝前日 ランチ:11:30~15:30 ディナー:18:30~24:00
ウェブ:http://www.casalisboa.com.hk
フェイスブック:CasaLisboaPortugueseRestntBar

Pocket
LINEで送る