香港・孟意堂の風水シリーズ!人々を魅了する輝きの正体

2015/10/07

中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。ここでは便利な風水の道具(ツール)をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。

◆ビームを放つチカラ◆
高校生の頃、物理学の先生に見せてもらった先輩卒業生の集合写真の中に、何とも言えない愛らしい輝きを放つ女の子がいました。その愛くるしい顔だち、前向きで生き生きした目の輝き、きりりと立つ写真の中のその姿に快いショックを受けました。
「世の中にはこんな女性がいるのだ。どこにいてもはっきりとその存在が分かるといわんばかりに輝く女性がいるのだ。」と、学生だった筆者はその写真をまじまじと見ていました。
「スクールメイツ時代の彼女のお宝写真だよ。」と言う先生は、彼女が自分の生徒であったことを誇りにしていました。
彼女は高校卒業後、有名大学に進学し女子大生タレントの先駆けとして、ラジオのDJをはじめテレビや映画の世界で彼女のキラリとしたビームを放っていきました。この輝きはその後も時とともに磨かれ、開花していきました。
この女の子が川島なお美さん、その人です。筆者とは姿かたちは違えど同郷で、しかも同じ高校出身の方です。その彼女が志半ばにして他界されたことは、残念で仕方がありません。まだまだやりたいことがたくさんあったことでしょう。この場をお借りして心より御冥福をお祈り申し上げます。

◆四柱推命学で斬るビームの中身◆
四柱推命は、その人がおぎゃあと生まれた瞬間の生年月日と生まれた時間の陰陽五行を分析する手法です。生まれた年、月、日、時間の4つの柱で鑑定するので四柱推命と呼ばれています。この4つの柱の上段には我々が肉眼ではっきりと見える「天干(てんかん)」があり、下段には我々が肉眼では見抜くことのできない「地支(ちし)」とがあります。天干は以下のように甲から始まり全部で10種類あり、地支は子から亥まで全部で12種類あり、それぞれの文字に深い意味が隠されています。

天干: 甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸
地支: 子 丑 寅 卯 午 未 申 酉 戌

川島なお美さんは妖艶なイメージの強い方ですが、彼女が人々から注目を浴び、そして人々を魅了する輝きの正体は「子(ねずみ)」「午(うま)」「卯(うさぎ)」「酉(とり)」といったいわゆる「桃花」と呼ばれるものだけではありません。つまり、セクシービームだけではなく、実は「建禄」と呼ばれる、生き生きとしかも順調に発展できるチカラをも内包しているのです。
建禄(けんろく)とは、以下表のように甲(きのえ)にとっての寅(とら)であり、丙(ひのえ)にとっての巳(へび)がそれにあたります。
干支
川島なお美さんの場合、1960年11月1日生まれですので、壬(みずのえ)の日でその建禄である亥(いのしし)月に生まれています。
彼女のように建禄の月に生まれている場合を「建禄格」と呼びます。建禄の月に生まれているということは、積極的に生きることで発展できる、という恵まれた運勢を持っています。

◆孟意堂的建禄の奥義◆
建禄を持つ人は、比較的長い間恵まれた運勢を享受できますが、その一方で大きなリスクを抱えています。つまり、建禄が傷つけられておらずしっかりと存在している間は生き生きと前向きに生き発展できるのですが、それが傷つけられたり剋されたりすると、ものの見事に大きなダメージを受けてしまいます。その破壊力は、自分自身を傷つけられる以上です。はっきりと享受できるものは、いとも簡単に傷つけられてしまうもろさを持っています。
そして、このような局面には四柱推命や風水の中に解決のための糸口が隠されています。川島なお美さんのように前向きでそして一生懸命に生きている方であれば、その方法は1つだけではありません。筆者がそれを改めて実感したのは、悔しくも彼女がこの世から旅立ったときのことでした。

彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生における様々な問題やニーズに対応している。

孟意堂孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2912, Tower 2, Times Square,
1 Matheson St., Causeway Bay
電話:(852)9841-6366
ファクス:(852)2961-4800
電子メール:kumiko6ring@gmail.com

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