配膳ロボットによる料理提供システム!広州御一信息技術有限公司

2015/11/17

「1台2役」配膳ロボットが飲食店の未来を変える!
導入先突撃インタビュー&体験レビュー

Q:可愛いロボットですね。こちらで配膳ロボットを使用してどのくらい経ちますか?
A:当店では今年の3月から導入しました。整備期間を挟んでこれまで実際に使用したのは3ヶ月間になります。夜の充電だけで、翌日は8時間以上働いてくれます。

Q:ロボットを採用してから、経営コストはどれくらい削減できましたか?
A:ロボット1台でスタッフ2人分相当の仕事量をこなします。当店の規模からすると、5〜6人のスタッフが必要ですが、このロボットが1台あればスタッフ2人でお店を回せます。つまり、人件費が30〜50%カットできるということです。

Q:なるほど。それは大きいですね。コスト削減以外のメリットもありますか?
A:通常、レストラン経営では、接客などのスタッフに対する定期的な研修が必要となりますが、ロボットを使用すれば最初の設定を済ませるだけでその後の研修などは必要ありません。また、この目新しいサービスはお客さんへのインパクトも絶大です。

Q:ロボットを使用してから来店するお客さんに変化はありましたか?
A:料理提供の必要がない時でもロボットが店内を巡るようにしています。そのためお子様連れのお客さんが店の前を通ると、子どもたちがロボットに興味を示してくれて入店される方もいます。また、最近では目新しいものをWeChat(微信)のモーメンツ(朋友圈)上にアップします。当店のロボットは多くの”新し物好き“の若者たちを引き寄せていますね。

Q:ロボットの使用についてどのような感想をお持ちですか?
A:ロボットは決して安い買い物ではありませんが、1回で済む投資だと考えています。導入してしまえば、保守・整備のみで給料を支払う必要はありませんし、各店舗の経営状態によって異なりますが、当店では1年ほどで費用を回収できる見込みです。特に現在の中国では、労働力コストが絶え間なく上昇しているので、飲食業界にとっては大きな打撃です。今後、このような「ロボット配膳」を採用する飲食店が徐々に増えるのではないかと思います。

快適な操作性を体感!
オーダーマシンやロボットを導入するにあたって気になるのは実際の操作性だ。だれでも取り扱えるシンプルさがなければ効率は上がらない。では、実際に使って確かめてみよう。セルフオーダーエリアにあるカウンタータイプのオーダーマシンは、画面をタップして投入口にお金を入れるだけでオーダー完了。支払いには現金のほか銀聯カードも使用できる。操作はたったのこれだけで、後は席について料理の提供を待つ。しばらくすると料理トレーを持ったロボットがゆっくりとこちらへ向かってくる。店員のリモコン操作でロボットはレールに沿って正確にテーブルの前で停止、料理を受け取ると再びレールに沿って戻っていく。ホールスタッフが料理を提供する場合との違いは、お客さんが自分で料理をテーブルに移すことくらいだ。オーダーマシンとロボットを使用した快適で画期的な料理提供システムを通して、新しい飲食業界の姿が垣間見えた!

食事を運ぶロボットと女性 食事を運ぶロボット タッチパネルで操作をする女性

今回取材したオーダーマシン、配膳ロボットを製造・販売している「広州御一信息技術有限公司」の謝さん、水野さん

【LIANGCAN 大石店】
住所:広州市番禺区大石街道WE公館商業中心109号
(広州地下鉄3号線大石駅B出口すぐ)
電話:(86)20-3926-6678

【広州御一信息技術有限公司】
住所:広州市番禺区市僑平康路358号沙許一工業区A4棟
電話:(86)8463-9555/(86)139-2233-0071 水野
ウェブ:www.yuyi555.com

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