香港在住日本人主婦が綴るリレーミニエッセイ

2015/12/16

かなめの猫二胡ホンコン日記猫の演奏者
二胡、始めました。

皆さま初めまして。このたび主婦エッセイをはじめさせていただくことになりました、香港在住2年目がスタートしたばかりのかなめと申します。
実は飛行機がとても苦手な私。余りに苦手で、かつては自宅があった東京から主人の実家である北海道への往復もフェリーを使うなど、今までなんとかして飛行機を回避して生きてきたのです。
なので去年、香港に赴任することが決まったあとは、新生活や言葉の不安なんかより、まずは香港までの空の上をどうやってやり過ごすかを悶々と考える数カ月を過ごしました。
そして迎えたフライト当日、一足先に香港に入り仕事を始めていた主人に変わり、そんな私を心配した友人が香港まで帯同してくれたのです!
手荷物検査場で1リットルの水分制限にひっかかり、あわてて近くのドラッグストアに容器を買いにかけこんだり、悪気なく(当たり前)ハサミを持ち込もうとして取り上げられたり、すっかり飛行機慣れしていない姿を露呈する形にはなりましたが、飛行自体はその神のような友人のお陰で、着陸時に撮った写真に写る私の顔が緊張の汗でテカテカになる程度で済んだのでした。
さて、あれから一年。
はじめのころはしんどいなと思う時もありましたが、そこは香港マジック。温かい香港の皆さんに助けられ、香港で出会った素敵なお友達にも恵まれ、沢山の美味しいものが私の胃袋を満たしていき。あれま、気付けば今や楽しい香港生活になっております。
そうやって余裕が出てきた近頃、むくむくと私の中でこみ上げてくるある思い。
そうだ、二胡を習おう!
事の発端は小学生のころ、バイオリンを習いたいと親にさんざんねだっていた私。当時、結構本気にお願いしていたつもりだったのですが、日ごろの私を見る限りバイオリンが持つあの優雅な雰囲気とは程遠く、と思ったか思わずか、敢え無く却下されていました。
あれからウン十年、今回香港に来るにあたり何か音楽に関わるものを習いたいと思った時、ふと頭によぎったのが同じ弦楽器である二胡だったのです。
あの時の思いを今、実現させたいっ!!!
というわけで、ネットで見つけた二胡の先生に連絡をとり、喜び勇んで友人を誘い体験レッスンに臨んだのでした。
つづく・・・・・

そしてもう一つ!
このエッセイでは私の猫好きにもお付き合い頂きたく…。
というわけで、今日の猫。
猫
キャットストリートで見かけた子猫。
ただただかわいい。

かなめのプロフィールかなめのプロフィール
香港生活2年目の主婦。旦那の影響で猫が大好きになったのに、当の旦那が猫アレルギー発症。家では飼えないので道行く猫を激写して満足する日々。昔から色々やりたい病で、今回のターゲットは二胡!さてさて。どうなるか。

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