世界から集めた厳選食材が集まるカフェ「Cafe 107」広州市天河区

2016/02/04

都会の喧騒の中に静寂の空間――天河北路に一軒の素敵なカフェレストラン、名前は「Cafe 107」。ポリシーは、最高の食材をシンプルに、食材本来の味を引き出すことで満足してもらえる一品を提供すること。イタリアンな雰囲気の中で、イタリアから取り寄せたコーヒー豆で淹れたコーヒーと、添加物を一切使わないこだわりのスイーツを堪能できる。
さて、この店で驚きなのは、単なるカフェでは終わらないことだ。それは、「Cafe 107」ができた経緯とも関係がある。オーナーは国内外の食材を扱う卸売業を営んでおり、仕入れた食材をホテルや高級飲食店に卸している。もともとここは、そうしたお客さんのために食材を試食してもらう場として開いたお店だった。ところが、次第にここを慕って訪れるお客さんが多くなったため、一般のお客さんにも対応するようになった。だからここでは世界各地の食材を目にすることができる。つまりここで味わえる食材と料理は世界各地から選りすぐってきたものばかりといえる。単なるカフェではないことをお分かりいただいたところで、こちらの自慢料理をご紹介し
よう。
Cafe 107_1
「漁師のシーフードサラダ」(漁夫海鮮画盤沙拉 ):
雲南からわざわざ空輸で取り寄せた野菜、日本のホタテと甘エビ、自家製スモークサーモン、それにバルサミコ酢とオリーブオイルを少々加える。素材は至ってシンプルだが、中国で素材にこだわった新鮮なサラダをいただけるのはうれしい!
Cafe 107_2
「チェリートマトのハマグリ」( 櫻桃番茄鮮味蛤蜊):
ハマグリとチェリートマトはとても相性がよく、ほどよい酸味がハマグリのうま味を引き出してくれる。ハマグリから出たスープが格別なので、ハマグリをいただいた後はバケットにとって味わってみよう。
Cafe 107_3「カナダ産アンガス牛のショートリブ」(加拿大安格斯牛小排):
一度食べたら忘れられない味! ショートリブはしなやかで弾力のあるお肉部分と、やわらかい脂部分がバランスよく重なり、まるで大理石の模様のような美しさ。みずみずしくやわらかいのが特徴で、肉汁の濃厚な味わいが口いっぱいに広がる。この肉質なので凝った下味をつける必要はない。ほんの少しの「ヒマラヤ岩塩」とブラックペッパーをふるだけで肉そのものが持つ豊かな味わいを引き出せる。焼いてカリカリになった脂部分は、やわらかいお肉と合わさることで絶妙な食感をもたらす。きっと一口でショートリブの虜になってしまうはず!
Cafe 107_4「フランス生ガキ」(法国生蠔):
ゴツゴツとした貝殻から取り出したばかりのカキはとっても新鮮で甘い。そのまま食べてもおいしいが、フランス風なら、エシャロットのみじん切りに赤ワインビネガーを加えたソースやレモンでいただくのもオススメ。タバスコをかけるとまた違った味わいとなる。口に入れたらすぐに呑み込むのではなく、カキから出たスープと一緒にゆっくりと味わうおう。「肉料理には赤ワイン、魚貝料理には白ワイン」と言われるように、フランス生ガキと白ワインの相性は抜群! お酒に詳しいオーナーが選ぶワインはどれもコスパに優れているのでその中から選ぶこともできるし、持ち込みもOKなので自分の好みと合わせることもできる。今が旬のフランス生ガキは、11月から1月にかけて6個200元の特別価格で提供されている。
※生ガキは水曜日と土曜日に入荷、しかも入荷量は決して多くないので、水・木・土・日のみの提供。興味のある方は微信の同店公式アカウントから連絡するか電話で前もって予約しておこう。予約受付は水曜日と土曜日のそれぞれ正午12時前まで。

Cafe 107_5Cafe 107
住所:広州市天河区天河北街1号107( 中石化大厦裏)
電話:(86)20-3880-0717
時間:10:30~23:00(L.O. 21:00)

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