オムライスが人気の和洋折衷キッチン「一人前」広州市天河区

2016/03/29

ic3広州市天河区・太古匯そばの「太古匯匯坊」、その1階に「一人前」というレストランがある。親切なスタッフから元気な挨拶で迎えられ、中に入ると、シンic7プルな外観とは対照的な店内の様子に驚く。天井や壁に所狭しとアンティーク調のカワイイおもちゃやグッズが並んでいる。飛行機や気球、達磨やビリケンや招き猫、衛兵の人形やぬいぐるみ……店全体がまるで巨大なおもちゃ箱のようだ。温かなオレンジ系の照明、4人掛けのボックス席、仕切りなどに使われている無骨な存在感のメッシュフェンス、こうしたデザインがアメリカの田舎町のダイナーを思わせる。

評判のオムライス 人気の秘密は?

「一人前」では多彩なメニューを取り揃えている。そのすべてに店のこだわりが感じられ、どれにしようか迷ってしまうかもしれない。そんな時にオススメなのが「オムライス」だ。ご存じのように、オムライスは日本で生まれた洋食の代表格。多くの「洋食屋」で看板料理になるほど、それぞれの店の工夫やこだわりが味に反影されるメニューでもある。最近ではフワとろタイプが多くなってきているため、フットボール型で卵の層が薄いタイプのオーソドックスなオムライスの味を知らない人もいる。元来のオムライスが「卵料理+ ライス」というシンプルな洋食であったことを考えると、最もこだわるべic1きは卵とういことになる。そこで、「一人前」では卵そのもので勝負している。卵は薄く滑らかに焼かれ、直接白いご飯を包む。その最もシンプルな味わいに、カレーソースが添えられる。元来のオムライスの味を知らないであろう多くの中国人からも、「今まで食べたオムライスの中で一番美味しい」との声が聞かれる。これがオムライスだったのか! と気付かせてくれる一品だ。

せっかくの”和洋折衷キッチン“なので、和食も洋食も試してみたい。素材にこだわる和食なら、「三文魚刺身飯」(サーモンの漬け丼)の分厚く切り分けられたサーモンは鮮度もよく、食べごたえ満点! ヘルシーな洋食なら、「白汁牛油果海鮮焗飯」ic6(ホワイトソースとアボカドのシーフードドリア)は、たっぷりのシーフードとアボカドの組み合わせで、美容や健康にも良いと特に女性に人気だ。厳選した新鮮食材が使われるパスタ類はボリュームがあるのでガッツリ行きたい時にもオススメ。食後のデザートは、濃厚ながらほろ苦い抹茶の風味が効いた「抹茶雪糕」(抹茶ソフトクリーム)。甘いものが苦手な人にもオススメできる。

友だちや家族との食事、恋人とのデート、どんなシチュエーションにも応えてくれる遊び心満載の「一人前」。広州の”和洋折衷キッチン“で、忘れていたあの懐かしい味に出会えるかもしれない。

一人前
住所:広州市天河区天河東路75号 太古匯匯坊1階107舗(「石牌橋」駅C出口)
電話:(86)20-3849-8210
時間:11:30~14:30、17:30~26:00

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