角川映画40周年記念映画「セーラー服と機関銃ー卒業ー」

2016/06/06

制服姿の女子高生が機関銃をぶっ放し、放心状態のなかつぶやくあの名ゼリフ「カ・イ・カ・ン・・・」。赤川次郎の原作で1981年に始めて公開され一世を風靡した映画「セーラー服と機関銃」がこの度、角川映画40周年の記念映画としてリメイクされた。35年ぶりの映画化となる本作で、薬師丸ひろ子や長澤まさみなど、名立たる女優たちが演じてきた主人公「星泉」に大抜擢されたのは、「1000年に1人の逸材」「天使すぎるアイドル」として注目を集める橋本環奈。映画初主演となる彼女のため、撮影の２カ月前という映画としては異例の早さでスタートしたリハーサルでは、監督がマンツーマンで演技指導を行い、また撮影が始まってからも、長谷川博己、安藤政信などの豪華共演陣が、初めての大役で大きなプレッシャーをかかえるヒロインを演技面でサポート。彼女もそれに応えるかのように1ヵ月にわたる撮影を経て大きな成長をみせた。今回は、泉がかつて組長であった弱小ヤクザ「目高組」が解散した後の物語。恋に、部活に、就職にと普通の女子高生の生活を送っていた泉の前に、新たな「悪」が立ちはだかり、再び抗争にまきこまれていく。16歳のフレッシュな女優が全力で挑んだ本作品。往年の名作を知っている人も知らない人も、必見だ。