「夢楽園美食城」にある“隠れ家”を訪ねる

2016/06/29

最近友人から、「羅湖の国貿にある居酒屋に行きたいんだけど、どこがオススメ? どこのお店も同じような料理ばかりで……」と聞かれた。確かにぱっと見はどこのお店もあまり変わらないよに思える。でもよく探ってみると、こだわりの”隠れた料理“と出会える。羅湖区の国貿ビル2階「夢楽園美食城」にはどんな秘められた店が潜んでいるのか見てみよう。
今回は「夢楽園美食城」にある「隠れ家」という店を訪ねてみた。個人経営のこぢんまりとしたとした店で、店内には和風の絵やポスターが飾られている。これらの内装は、同店のママ・李さんがデザインしたものらしい。なんとも言えないぬくもりが感じられる。
温かい雰囲気にいやされたところで、本題の料理を見てみよう。「隠れ家」では、旬の野菜を取り入れた季節料理が提供される。訪ねた時はちょうどモヤシが旬を迎えるころだったので、出てきたのは「モヤシのおひたし」。李さんは新鮮な野菜を仕入れるために毎日市場に足を運ぶという。湯引きしたモヤシを特製のつゆで和え、かつお節をかけていただくシンプルな料理。カロリーが低くて体にもやさしい、そして何よりも旬の野菜を味わえるのがうれしい。焼酎ともよく合うので、お酒が好きな方にオススメだ。
メンチカツぽん酢唐揚げ新鮮な旬の野菜
次にいただいたのは「メンチカツ」。ここのメンチカツは、やわらかいハンバーグに衣をつけて揚げたようなイメージ。ジューシーなハンバーグとサクサクの衣が合わさり食べ応えも満点! ミンチにたくさんの野菜が加えられるので、とてもヘルシー。お肉は大好きだが健康が気になるという方にもオススメだ。
もう一つの注目メニューは「ぽん酢唐揚げ」。海外で”無性に食べたくなるものランキング“で必ずと言ってよいほど登場する唐揚げ。でも、「食べ過ぎると胃がもたれてしまう」とか「熱いうちに食べないとおいしくない」という声も聞かれる。「ぽん酢唐揚げ」はそんな方に向いている。特製調味料が入ったぽん酢と合わせることで普通の唐揚げよりさっぱりした食感となり、冷めてもおいしくいただける。猫舌の方にもオススメだ。
セットここまでの三品、どれも”隠れた料理“と言うほどではないと感じられたかもしれない。実はとっておきの料理がもう一つある。それは「隠れ家」でしか味わえない特別な料理だという。李さんに「どんな料理?」と尋ねてみると、「誰にも教えていないのよ。とにかく来て食べてみたら〜」とのこと。”隠れた料理“は「隠れ家」に行った人だけに明かされる料理だった。
「隠れ家」に一歩入るとそこには温かい雰囲気があふれている。ママの優しい笑顔と心のこもった接客で一日の疲れも吹き飛ぶはず。そして”隠れた料理“と出会える楽しみもここにある。

内装
隠れ家 日本料理レストラン

住所:深圳市羅湖区国貿広場2階夢楽園美食城222商舗
電話:(86)755-8215-5749
時間:10:00~24:00

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