祝3周年！真希ママにインタビュー

2016/11/21

酒の一滴は血の一滴　涙こぼしても酒こぼすな
12 月に同ビル14 Fに移転します！

弊紙ではインパクトある広告でお馴染みの「酒の一滴は血の一滴　涙こぼしても酒こぼすな（以下、酒の一滴）」。同店は尖沙咀に店を構え、12月8日にオープン3周年を迎える。そこで、編集部がオーナーの真希ママにインタビュー。また、同店の魅力について、常連客に伺った。

Qオープンから今までを振り返ってみてどうですか？
A大陸（広州）から香港に引っして、店始めて…。振り返るとあっという間の3年間でしたね。

Q店名の由来を教えてください。
A広州で今と同じ雰囲気のお店をしていた時、常連の女性のお客様が、酔っぱらって手元が危なっかしくなったおじさまたちに、お酒がもったいないからこぼすなっていう意味合いで「酒の一滴は血の一滴　涙こぼしても酒こぼすな」と毎回言っていたんです。今や、彼女たちは日本に帰ったり、別の国に行ったりでみんなバラバラになちゃって…。その彼女たちの気持ちをずっと受け継いでいこうと思って、この店名でやっています。12月に同じビルの14階に移転しますが、もちろん店名は変えません。

Qお酒はワイン、日本酒、焼酎、ウイスキーなどがいただけるそうですね。仕入れ先にこだわりはありますか。
Aつくり手と直接交流があるところから仕入れたいと
思っています。つくり手の思いがわかると、飲んでくれ
る人に伝えられたり、今年の出来もわかったり…お酒
を楽しむアイテムの1つとなりますね。

Q料理はどのようなものを出していますか。
Aポテトサラダなど作り置きできるお惣菜とカレーやシチューなどメインものを日替わりメニューで出しています。特にオススメなのは汁なし担々麺。中国山椒を使った、大陸仕込みの本格担々麺になっています。

Q最後に、どのような時にこの仕事していてよかったと思いますか。
Aお金が入ったとき（笑）もちろんそれだけでなく、みなさんが楽しそうにお酒を飲んでいる姿を見た時、私も楽しいなって思いますね。ある意味、毎日飲み会じゃないですか。みなさんにとっては仕事が終わってプライベートできている。そのプライベートな一部を共有できるのは貴重なことだと思いますね。広州の時から、お客様には過ごす時間を楽しんでもらえるよう意識してきました。

熊谷真希さん

熊谷真希さん
宮城県塩釜市出身。旅行で訪れた香港に魅せられたことがきっかけで、広州に語学留学し、北京語を学ぶ。深圳での就職を経て、広州で焼酎バーのママに。これまで広州で時と場所を変え、三軒のバーを切り盛りをしてきた。その後充電期間を経て、2013年に、尖沙咀（チムサーチョイ）に現在の
バーをオープン。12月に同ビル14Fに移転する。営業開始日は電話で確認を。

常連客に聞きました！「酒の一滴の魅力って？」

なぜ、「酒の一滴」に通われているのですか？
雰囲気、程よい座席数がもたらす空間は香港では唯一無二。カラオケの騒音もなく、ゆっくりママでも隣客とでも忌憚なく会話できるから
（金太郎・男・57歳）

少しだけ飲もうかな…と思った時に行ってしまう事が多い。いつもちょっと飲んで、ちょっと食べて帰るつもりが、残念ながらちょっとで終わる事は
少ない。他のお客さんとの交流も面白い
（Ｊ・男・43歳）

一人で気楽に飲める。来ているお客さん同士が、たわいもない話で時間を過ごすことができる。酒の肴が手頃
（S.Y・男性・55歳）

どのような時に訪れますか？
早めに仕事が終わった時や、別で飲んでもう一杯飲みたい時、バス停へ向かっている途中、「〇〇作ったよ～」と連絡が入った時かな
（Ｊ・男・43歳）

一人で外食する時。多少飲み過ぎても良い日
（S.Y・男性・55歳）

日本から出張者が来たとき、裏メニュー料理が恋しくなったとき、ママから「本日の特別料理案内」で出頭命令が出たとき（笑）
（金太郎・男・57歳）

店内のデザイン、雰囲気どのようなところがいいですか？
シンプル。カウンターが一つのテーブルのように感じられるところが特に好き
（S.Y ・男性・55歳）

お父様の撮影した写真、ママが幼少期に使用したランドセルのミニチュアを飾り、カウンター越しに作ってくれる料理が自宅居酒屋空間的に癒してくれる
（金太郎・男・57歳）

落ち着いた感じで良い
（Ｊ・男・43歳）

真希ママの魅力ってどのようなところですか？
飾り気のない気さくなところ
（S.Y・男性・55歳）

会話中に話を被せることなく、楽しい話は２倍に、辛い話は半分にしてくれる笑顔と笑声。香港に親戚が一人いるように感じさせてくれるところ
（金太郎・男・57歳）