「美味しくキレイを手に入れよう〜春の青い食材レシピ 」キレイをつくるレシピ帳

2017/03/29

皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。美容を絡めた日本のトレンドを基に、「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。メイクや服装で見た目を変えることはできますが、本当のキレイは身体の中から。これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、心も体も美しくなりましょう!

生春巻きお料理に“彩”を与えてくれる、色とりどりの食材たち。

彩りがよくなると食欲が増すという利点以外にも、色それぞれにもたっぷりの栄養が含まれています。

東洋医学・薬膳の考えでは、季節も〈青・赤・黄・白・黒〉の五色の色にわけられ、春に気にかけたいのは〈青〉。〈青〉い春野菜といえば、菜の花、ふきのとう、たらの芽など、独特の香りや苦みを持ったものが多く、春の陽気の高まりからくるイライラや気の高ぶり・のぼせなど、余分な熱を鎮めてくれる働きがあり、抗酸化作用のあるポリフェノールや、ビタミンCなども豊富に含みます。

今回は2~4月の冬の終わりから早春にかけて旬を迎える「セリ」を使ったレシピをご紹介します。

〈セリとミョウガの生春巻き〉 2人分(4本分)
● ライスペーパー – 4枚
● セリ – 1束
● ミョウガ – 3本
● エビ – 6尾

[白ゴマしょうゆダレ]
● 白すりごま – 大1
● しょうゆ – 大2
● 砂糖 –  大1
● 酢 – 大1
● ごま油 – 大1/2

❶ライスペーパーをぬるま湯にくぐらせ、くっついてしまわないよう間にキッチンペーパーをはさんでおく。せりを三等分に切り、ミョウガは縦半分に切り千切りに、エビは背わたを取り茹で殻をむき、半分の厚さにカットする。
❷ライスペーパーを広げ、手前にせり・ミョウガを並べ一巻きしたら、左右を内側に折り、エビの表面が見えるように置き、巻き上げる。
❸カットし、タレを添える。

造血作用のある葉酸や鉄、食物繊維を含み、便秘、貧血にも効果的で、春の七草の一つでもある「せり」。

今が旬の清涼感あるせりの生春巻き、ぜひお試しください。


こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。

協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学


川島令美川島 令美( かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

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