街で見かけた不思議なもの

2017/04/13

春を感じる広州の花、木綿花も真っ赤に咲いてる今日この頃。寒いしー、と家にこもって本ばかり読んでいたせいか、小走りすると悲しい哉、胸ではなくお腹に揺れを感(涙)、これではいかーんっ! とエクササイズを兼ねてお散歩することにしました(いきなり走ると具合が悪くなりそうで……)。書を捨て街に出てみると、いや〜、不思議なものがあるもんですね。そこで今回は主観120%で不思議なものをご紹介!

1:さんまのぬいぐるみ

さんまのぬいぐるみ
とあるモールのカートにはさんまの山。大20元、小15元、色は紫系と黄色系の2色。娘と1匹ずつ購入し、ぷらぷらと外を歩いてたら、すれ違う人々は皆、ギョギョッっとしてました。ふふふ。しかし、見た目が可愛いわけでもないこのさんま、何のために売られていたのだろう。

2:芝士緑妍

芝士緑妍
週末になると行列のできるお店、スペシャリティはチーズティー。甘くて酸っぱいレモンティー♪ なら知ってるけれど、チーズとお茶かぁ。とりあえずシンプルなのを13元で購入。受取口の男子高生は「美味しいっすよ!」だって。しかし、うむむ……ジャスミンティーと甘くこってりチーズクリーム、混ざると微妙な味で胃にも重い。何故にチーズとお茶のマリアージュ?

3:フル内装の地下鉄

フル内装の地下鉄
歩き疲れたので、ちょいと地下鉄のお世話に。乗った瞬間、あれ?え?なんだかやけに派手だ。日本では電車や飛行機の外装に○○仕様(例:スターウォーズ、ピカチュウなど)があるし、ここ広州でも世界陸上アジア大会時には地下鉄の外装にマスコットの羊仕様がありました。しかし、床から壁までフル内装。3号線にマッチしたオレンジの色合いで(広告主は消費金融なんとか)なんだか気分はアミューズメントパーク(笑)。

4:回転鍋

回転鍋
ここ広州でも回転寿司はよく見かけます。がっ! 初めて見ました、回転鍋。4つの鍋底(スープ)から選べる一人専用の鍋。お肉、野菜、キノコ、麺系などの各種具材がぐるぐる回ってきます。一律49元には飲物も含まれています。ぃやっほぅ!ビールも好きなだけ飲んでいいんだーっ!え? 平日午後の暇な時間帯は39元だって! お得ですな〜。今日は私の主食=ビールはそこそこに、お野菜をがっつり食べるぞーっ!

当初の目的を果たすどころか、地下鉄乗車のみならず、飲むわ食べるわの本末転倒。でもよいのです。「小確幸(小さいけれども確かな幸福、by村上春樹)」があれば人生なんとかなる。……う、それとも、印籠じいさんの主題歌を思い出して後悔するべきか?

[ヘイワード 順]
母、妻、日本語教師、ライター、女の5足のわらじ(1足減りました)を履いて、今日も広州中をぱたぱたと、なんでもかんでも「なんとかなるさー」で乗り切ります!広州7年目、中国語は相も変わらず駄目駄目レベル。夜ごはんの主食はやっぱりビール。

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