会計人材のマッチングポイントとは

2017/04/25

キングスウェイパーソネルは2013年のNAC Global Co., Limitedとの経営統合以来、様々 なプロフェッショナル財務会計人材(以下、会計人材)と多くの企業様の求人のマッチング をサポートして参りました。年末から春先にかけた決算、監査期は、人材の入れ替えが発生 しやすい時期でもあります。

NAC HR

特に、会社の要である会計人材の離職は、経営者にとって大きな悩みである一方、月次 報告や期中期末の棚卸、決算、監査など、時期を問わず様々な数字を管理しながら、日常的 に起こる在庫差異の処理、前期から続く処理問題、不明確な仕分け指示などに苦慮される ことも多く、離職の原因の一つとなるケースがあります。

今回は、こうした離職を未然に防ぎ、より透明性の高いガバナンスの確立、適切な人材を 獲得するための、会計人材のマッチングポイントを3つご紹介いたします。

1、会社の健康状態は?

不透明な伝票処理や入金管理、曖昧な仕分けルールなどは、企業としてのガバナンス強 化の妨げになると同時に、管理・処理をする会計担当の業務効率、モチベーション低下の 要因となります。経営層や当事者が、自社の強みだけでなく「弱み」をきちんと把握し、説明 できるかどうかは勿論、また、その弱みについて議論できる環境づくりをしているかどうか により社員の安定・安心に繋がります。

2、経営分析はどのレベルで運用しているか?

会社の健康状態を保つには、定期的に経営状態の問題や改善点の有無を確認すること が必要ですが、どのような経営指標を作成管理し、レポート頻度はどの程度必要か、企業の 運営規模や業態によって適正な判断が必要です。また、システム・ERPを使用し、正確な帳 票出入力が可能かどうかなど、KPIを運用する際においても、適材適所な業務負担である か、業務効率が良いかどうかの精査が必要です。

3、レポーティングライン、指示系統は明確か?

会計担当は多くの数字を管理し、部署、部門ごとのPDCAを考慮しながら、仕事のタイム スケジュールを組み立てレポートするまでの業務サイクルを確立していきます。各部署責 任者や部門長ではない担当者など、四方八方から突然のレポート依頼が頻繁に発生して いる場合、本来の業務に支障が出るケースもあります。適正なレポーティングラインの確 立、指示系統が機能しているかどうかも、業務環境の面では重要なポイントです。

左記3点のポイントをベースに、会計コア人材のリテンション、採用計画を検討されてみ てはいかがでしょうか。

キングスウェイパーソネルでは「会計人材」「ITスペシャリスト人材」を強化して参ります。 また、「ひと・組織・経営」の角度から、企業様ごとにカスタマイズしたオーダーメイド型の新 サービス「経営コンシェルジュ」をご提案いたします。様々な経営課題の悩みをサポートし て参りますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。

NAC HR (Asia)Ltd(. ナックエイチアールアジアリミテッド)

住所:Unit 1606, 16/F., Causeway Bay Plaza 1, 489 Hennessy Rd.,CWB

電話:(852)2180-7451(担当 岩間)

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