CYNERGI 新連載「広州・世噺 -Guangzhou YOBANASHI-」Vol.2

2017/05/31

ホストコメンテーターの濱島氏が、毎回異なるゲストをお招きし、対談形式で皆様にお届けする新企画がスタート。今回は『日式焼肉CHACHA』店長の立島圭彬さんをゲストにお迎えし、“女性の美しさ”をテーマに語っていただきました。

YOBANASHI…元来「夜咄(よばなし)」とは、冬至から立春までの時季に夕刻から行われてきたお茶会のことであり、夜会とも呼ばれる。ここではその季節や時間を問わず、濱島氏が美容師として感じた広州の世間話を中心に、今の広州を広く鋭く分析していく。

皆さん、こんにちは!ホストコメンテーターの濱島です。第2回目の今回は、僕の交友関係の中でも特に普段から仲良くさせていただいている立島君をお迎えしてお話をしていきたいと思います。スタイリストとして、様々な方からの女性観を伺うと思って読んでいただければ嬉しいです。

【広州で感じた中国人女性の美しさ】
濱島(以下濱) 僕がこの7年間サロンにいて感じることですが、中国人はノーメイクでも美しい女性が多いですね。髪型、化粧、服までを提案したらこの女性は絶対にもっと美しくなる、という方はたくさんいます。髪型だけでなく、全体のバランスを提案するということが、最初の頃は受け入れられませんでしたが、ここ数年はトータルバランスという考えを受け入れてもらえることが多くなりました。だんだんと中国人美容師のレベルも上がってきているように感じます。

立島(以下立) 僕が7年前に広州に来た時と比べたら、今の女性の美に対する意識や化粧のテクニックは格段に上がったと、街を歩いていても感じますね。日本から出張に来られた方が「中国人女性は可愛くなったね」と言っていたり。

 ネイルやまつ毛エクステに通う女性も増えましたよ、女子力が上がって来ているなと。中国人女性は世界に通用すると思いますよ。

立 “美”により関心を持つようになったということですね。

【広州に来てからの女性観】
 中国人女性は感情表現がストレートですよね。そこは捉えようによっては分かりやすいので良いところでもあると思います。ストレートであるがゆえに、例えば一方的にストーカーのようになられてしまって迷惑だなと思ったこともあったし、色々ですね。中国人女性:ご飯食べた?立:いや、食べていない、というところから突然弁当が送られてきたり、「朝ごはん作って来たんだけど」と急に持って来られたりとか(笑)。

 立島君が電話に出ないというので夜中の3時4時まで電話が鳴りやまなかったこともあったよね、僕はその時たまたま一緒にマージャンをしていたんだけれども。23回くらいかかってきていましたね。まあ、立島君はモテるから(笑)。

 いや夜中の電話とか怖いじゃないですか!

 僕は広州に来てから、女性に対して素直な気持ちで接することができるようになった。言葉の問題もあるけれど、中国語でうまく言えない部分は、態度やしぐさを交えてよりストレートに表現できるようになりましたよ。相手が本気でぶつかってくると、こちらも本心から接することができる。それが大きな変化かな。ちょっと変わったフレンドリーな日本人美容師と思われているんじゃないかな。まわりくどいより、分かりやすい方がいいじゃない。その中で、僕の考える内面からの“トータルビューティー”を提案し続けて行けたらと思います。

茶茶

立島圭彬

YOBANASHI GUEST:立島圭彬さんYoshiaki Tatsushima(日式焼肉CHACHA店長)
上海に留学後、縁あって広州で焼肉CHACHAの経営に携わる。広州歴は7年。濱島氏とは普段からよく情報交換などをしている広州の大切な仲間のお一人である。

焼肉CHA-CHA(MEAT PARADISE CHA-CHA)
住所:広州市天河区体育西路191号中石化大厦佳兆业広場地下1階B01舗
電話:020-3892-2201、150-1317-3505(日本語可)
時間:11:00-22:00

新潟県内を中心に飲食展開をしている焼肉CHACHA広州店。焼肉のタレからドレッシングまですべて自家製のこだわり、日本と変わらぬ焼肉を値段を気にせず堪能できるオーダーバイキング。500元以上で家庭用お肉やバーベキュー用お肉の宅配も。

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CYNERGI Stylist濱島 一二 Kazuji Hamajima
美容師歴40年を迎え、ますます精力的に活動の幅を広げる人気スタイリスト。その軽快なトークと親しみやすさに脅威のリピーター率を誇る広州の裏番長。健康で艶やかな地髪が一番という考えで、アジア人特有の黒髪の美しさを引き立てるようなスタイリングを得意としている。

CYNERGI (シナジー)体育西路店
住所:広州市天河区天河南一路六運一街7号101舗
(地下鉄体育西路駅H出口徒歩1分、天河城南門徒歩2分)
電話:(86)20-3734-0372、(86)134-5042-2334(濱島)
時間:11:00~21:00

 

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