JapanのKawaiiを深圳のSalonで実現！

2017/09/06

最近の人気ヘアースタイル、ボブスタイル。僕の一番得意なカットです。
そう語るのは美容師歴20年の藤森氏である。

中国、深圳にオープンして約2年、入れ替わりの激しい場所で日本人美容師として『JK Salon』を切り盛りする。客層は中国人女性が大半だが、客層に関係なく、長年で培った日本式のサービスを常に心がけていて、常にリラックスした状態で施術に臨んでほしいと強い気持ちを持っている。それが文化も違う中国でウケて、男女問わずリピーターも多い。また一人一人のお客様の時間を大切にし、ここまでしてくれるのかとビックリされる中国人のお客様も少なくないそうだ。特にヘッドスパは人気メニューの1つで予約状況次第で施術が難しくなることもあるそうだ。またカットの値段は日系サロンではあるが現地の人でも気軽に足を運べるように安めに設定されている。

なぜ、中国で美容師に？
真っ先に笑顔。特に理由はなくタイミングが良かったと語るが、常に熱い物が心にあった。

東京・青山のサロンに在籍していた時代に藤森氏の周りが『カリスマ美容師になりたい』という夢を語る熱い人が多く、美容師になった当時はこれといった目標はなかったが徐々に感銘を受け、自分もいつかはと思うようになったそうだ。美容師一筋で20代を過ごし、日本でサロン経験を積む。フットワークも軽いせいか次第に海外に目を向け、以前から興味のあった中国へ渡航。3年半、広東省・中山で働きそして気づいたら深圳で!?行き当たりばったりな感じの藤森氏に筆者も笑みがこぼれるが、海外での美容業界の厳しさも経験したそう。

場所が異なれば、文化も好みも接客も異なる。そこで柔軟に対応している藤森氏は自分に素直だからこそお客様にも信頼してもらえるのだろう。技術だけでは語れない美容師の世界、機械相手ではない生身の感情がありそこに共感し、理想通りのヘアスタイルにしてくれる。お客様が本当に求めていることは何か。あなたのヘアーでお困りがあれば『JK Salon』、藤森氏にご連絡を。