海外で作る自分年金セミナーin香港&深圳開催のお知らせ

2017/10/03

10月13日~15日

「混迷する日本の社会保障改革」
政府・与党で大学などの教育費の負担軽減策に充てる「教育国債」の構想が再燃している。首相は「教育無償化」の実現を掲げて、来年度には返済の必要がない給付型奨学金を創設する予定だが、現在の予算の枠内での実現は難しく、新たに巨額の財源が必要となる。もし日本の財政が健全で経済成長も確実なら、単純に赤字国債を発行する選択肢があるが、いまはそんな状況ではない。

今回の教育国債の構想は、赤字国債の発行額が対GDP比246%まで膨れ上がっている状況において、財政健全化には完全に逆行する動きだ。今後も少子高齢化がますます深刻になり、公的年金や医療制度の現状維持さえも難しくなってきている状況において、教育国債よりも優先順位が高いはずの「税と社会保障の一体改革」は手つかずの状態が続いている。5年に渡る日銀の金融緩和政策も目に見える効果は出ておらず、税収も増える見込みがない状況で、次世代への負債だけが増え続けている。

アベノミクスが残した一番大きな功績は、経済成長と財政健全化は両立できないことを証明したことだ。そもそも国民の大半がいま以上の経済成長を望んでいるとは思えず、政府の役割は国民が最低限の生活を維持できるための社会保障制度を維持するだけで良いはずだ。民間にできることは民間に任せれば良いし、大学を出たところで必ず良い仕事につける保証もない。

政府は国民の人気取り政策ばかりを並べるのではなく、財政健全化のために国民にとって耳の痛い政策も誠実に実行していける政府が求められている。もはや自分の年金は自分で作る時代となった。将来的な年金削減リスクに備えて、海外の金融商品を活用するメリットについて詳しく知りたい人は「海外で作る自分年金セミナー」に参加されてみてはどうだろうか?香港・深センでの個別相談会は随時開催しているので、気軽に問い合わせてみると良い。

<セミナー日時・場所(参加費無料・定員各5名)>
時間:10月13日(金)香港10:00~12:00もしくは19:00~21:00
10月14日(土)香港10:00~12:00もしくは15:00~17:00
10月15日(日)深圳10:00~12:00もしくは14:00~16:00
※以下HPの「セミナー申込」もしくはQRコードをスキャン
電話:(852)9062-0532
ウェブ:www.kenshin.com.hk  
Email:kitsu@kenshin.com.hk 
WeChat:hidekitsu1
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Kenshin
プロフィール:木津英隆(きつひでたか)
謙信アセットコンサルティング(香港)代表取締役。格付け会社勤務経験を生かした金融商品のリスクとリターンの丁寧な説明に定評がある。ブログ「香港IFA木津英隆のマネーは巡る」でも独自の視点で世界の金融情報を発信中。

 

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