香水、コロンの選び方

2017/10/24

香水やコロンは、男女それぞれの美しさを強調し、他者を惹きつけてくれる存在だ。また、時には気分を盛り上げたり、思い出を蘇らせたりするほか、シンプルに自分の香りをより良いものにしてくれる。現在もブランド、デザイナーラインの働きにより市場には文字通り数千種類の香水やコロンが出回り、その規模は年間数十億ドルにものぼるものになっているが、どのような香りが自分に最も適しているか、貴方はご存知だろうか。今回は個性に合ったフレグランスを選ぶ方法をご紹介しよう。

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香りを選ぶ
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それぞれの香水やコロンは異なる“ノート”を持ち、全体的な香りを決定付けている。ノートは、ベース、トップ、およびミドルノートと呼ばれる3つの異なる段階で構成されており、それらはすべてシナジー効果を発揮して特定の匂いを作り出す。例えばフローラル系であれば、バラ、クチナシ、またはゼラニウムのような異なる花のノートを含んでいたり、柑橘類やりんごの香りを含んだフルーティー系もあるだろう。エキゾチック系にはスターアニスやシナモンなどのスパイシーなノートが多い。男性の香りにもさまざまなノートがあり、ムスクの香りはやや重く、より男性的な雰囲気。他にも松や皮革のようなベースノートもある。購入の際には、買おうとするものに含まれているノートが自分好みのノートかどうか確認してみよう。

濃度を決める
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香りの濃度には4種類あり、香料の濃度が高くなるにつれて価格も上がる。基本的には高濃度の香水やコロンは、香りが強く、長く持続する。値段は高いが、そこに価値を感じる人も多い。最高濃度の“パフューム”は通常、手首の静脈上に1回付けるだけで終日香りが続く。次に濃いのは“オードパルファム”で、香りの持続性は約6時間。その次は“オーデ・トワレ”と呼ばれ、香りを保つためには1日に何度か付ける必要がある。オーデ・トワレと、それ以下の濃度の”オーデコロン”は、約2時間しか香りが持続しない。

香りを試す
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商品を買う前に、そのフレグランスが本当に自分に合い、その使用を楽しむことができるか確認しよう。多くの化粧品店ではそのためにテスターを多く提供している。まずはボトルの香りを確かめ、次に少量を手首に付け、しばらくたってから再び香りを嗅いで、自らのホルモンやフェロモンによる体臭、使用している化粧品との相性を確かめよう。小売店で実際のものを試して買うことができない場合は、簡単なオンラインテストを試すのもお勧めだ。

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