深センで2番目に高いビル「地王観光ビル」

2014/03/03

地王観光ビル

 

ショッピングセンターと観光を兼ね揃えた、深センで2番目に高いビル「地王観光ビル」に行って来た。

地王観光ビルの食事   地王観光ビルの大仏

 

今回訪れたのはMTR羅湖駅から3駅の大刷院駅近くにある地王観光ビル。

地王ビルは正式には「信興広場」と名付けられている摩天楼だ。建設当時、深セン土地交易の当時の最高価格で競売されたため、「地王」と名付けられ、のちに地王ビルと呼ばれるようになった。地王ビルは69階建てで、総高383.95メートル、実際の高さが324.8メートルであり、建てられた当時はアジアで一番高いビルだった。現在では深センで2番目に高いビルとなっている。また、地王ビルは中国初の鋼鉄構造のビルでもあり、現在世界トップテンの建物に属している。1996年に完成し、深センの重要なシンボルである。観光スポットである展望台「深港の窓」はこの立派な地王ビルの屋上に位置している。ビルの外観の設計インスピレーションは中世ヨーロッパの教会と古代中国文化の「中を通る、透き通る、痩せる」という意味からきたもので、ビルの幅と高さの比率は1:9であり、世界超高層ビルの中で、一番扁平で痩せているという記録を持っている。

地王観光ビルの真実の口

行き方は実に簡単でMTR羅湖駅から3駅の大刷院駅C出口から出てすぐ目の前に見える高い建物が地王観光ビルである。せっかく深センに来たのだから、展望台に上る前の腹ごしらえも重要。地王ビルには3つの高級レストランがあり、ランチならRMB100以下で楽しむことができる。しかし、ここは中国。高級レストランより、ローカルご飯を味わいたい方にオススメなのが、地下の小規模チェーンレストラン。ここには、「ローカル過ぎても不安だが、リーズナブルでおいしいものが食べたい」という方にうってつけの店が何軒かある。

筆者が利用したのは台湾レストラン「永和大王」だ。「永和大王」は上海など中国各地に展開しているチェーン店で、味よし、価格よしの庶民の味方だ。味付けも日本人好みで、スープ、野菜付きのセットを食べてもRMB20程度と安く、しかもおいしい。店内はきれいで、入りやすいので、高級料理は飽きたという方にぜひ試していただきたい。

地王観光ビル
住所:寶安南路1881號萬象城

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