ゆがみのない身体を目指す 楊さちこ中医美容学

2014/03/17

ぽけっとレピーク綺麗なひとは、やめている。ゆがんでいると、関節や筋肉に必要以上に負荷がかかるため、疲れやすくなりがち。
ゆがんでいると、血行不良で、老廃物が細胞の間にたまりやすくなるので、むくみがち。
ゆがんでいると、血行不良になりやすい。
背骨のゆがみは手の冷えに、骨盤のゆがみや足の冷えにつながりがち。

私たちの身体(骨格や筋肉)は、背骨を中心に左右対称の構造になっています。このバランスが崩れた状態が「からだのゆがみ」です。
身体がゆがむと重心軸がズレ、安定性を失い、各関節部分とそれらにつながる筋肉部分にストレスがかかり、痛みを伴うようにまでなります。
また、ゆがみは筋肉と同時に神経も圧迫するため、内臓にも悪影響を及ぼし、からだとこころの不調の原因にもなります。また、一か所のゆがみは、頭、肩、首、腕、腰、脚とそれぞれ密接にかかわってきます。そのため、部分的ではなく、身体全体のゆがみを整えることが、痛みや故障、心身の不調を解消するためには必要不可欠です。バランスが取れた状態になれば、身体に無理が無くなるのでストレスも軽減され、自己治癒能力も高まります。

●ゆがみの悪影響
まず、体がゆがむと、当然ながら姿勢に変化が現れます。
姿勢が悪くなるということは、背骨や骨盤などの位置や、筋肉のバランスが崩れているということですから、健康への影響も大きなものがあります。
例えば、背骨や骨盤の位置がずれることで、内臓が圧迫されたり、血流が悪くなったりして、内臓機能の低下につながります。その影響で、消化不良、生理不順、代謝の低下など、さまざまな症状が現れてきます。さらに、筋肉のバランスが崩れて、不自然な力の入り方をするようになると、肩こりや頭痛、腰痛などを引き起こすこともあります。

●ストレスとゆがみの関係
誰でも、ストレスがたまっているときや、疲れているときは、重心が後ろになり、肩を落としたような姿勢になります。そして、重心が後ろになると、頭はバランスを取ろうとしてうつむいた姿勢になってしまいます。
こんなときは、普段は気にもかけないような小さなことまで、気になり始め、「あれも、これもせなアカン」「嫌やな~、しんどいな~」と心が苦しくなり始めるのです。

こんな習慣が、ゆがみをつくる
『やってはいけない、8つの習慣』

1.足を組んで座る
2.前かがみになってパソコン仕事をする
3.横座りをする
4.片肘を立てて寝ころぶ
5.椅子に座るとき、つま先を立てて座る
6.左右どちらかに重心をかけて立つ
7.片側だけでものを噛む
8.片側だけに重いバッグを提げて歩く

当てはまることが1つでもあれば、確実にからだのゆがみを招きます。でも、これらは、私たちが普段何の気なしにしている習慣かも?
反対に言うと、それだけ、ゆがまないでいるのは難しいのですが、「ゆがまないように」と心がけることが大切です。

楊さちこ

 

【楊さちこ先生のプロフィール】
1961年大阪生まれ。南京中医薬大学。中医美容教授・中医学博士。
日本と香港・中国のアジアンコスメブームに火をつけた第一人者。アジア各地において商品開発から美に関するトータルプロデュースを手がけるほか、各地において美容セミナーを開き、「楊さちこ式美容メソッド」「脱ファンデーション」を伝え、幅広い年齢層の男女から絶大な信頼と支持を得ている。
楊さちこのアジアンビューティースタイル公式サイト
Repeque®-レピーク
http://www.yo-sachiko.com
香港ときどき海外発!
中医学博士・楊さちこの『アジアンビューティまっしぐら』@アメブロ
http://www.asian-cosme.asia

Pocket
LINEで送る