カメラマン激励「三影堂撮影賞」ツアー展覧会・深セン

2014/03/17

三影堂、撮影作品展示会
4月20日まで

三影堂撮影賞

中国では90年代から、自分自身に焦点を当てようとするカメラマンが現れ始めた。それまでは見た目の綺麗さを追求していたり、社会を批判するといった内容の写真が多く撮られていた。
当時、カメラ業界で人気の雑誌「新撮影」は、このような傾向にあるアーティストたちの特集をしていた。彼らは社会問題や現在の状況を表現する手段として「写真」を用い、自分自身の困惑、焦燥、疑惑など様々な複雑な感情を伝えている。同誌は2008年から優秀な新人カメラマンを激励するほか、「自分自身をさらに奥まで掘り下げよう」という信念を貫き続けるために、「三影堂撮影賞」という大会を開催している。
今回、その大会で表彰された作品たちを展示するツアー展覧会の深セン会場は、何香凝美術館。普段味わえない中国の一面を、写真を通して見つけよう。

深セン南山区華僑城何香凝美術館
火~日 9:30~17:00(受付は16:30まで)
http://www.hxnart.com

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