マリリンのぶらグル巡り Vol.44

2018/05/28

北京ダックが自慢!レストラン「Pinot Duck」湾仔

湾仔(ワンチャイ)と言えば香港の新旧、東洋と西洋の香港文化が混ざり合ったノスタルジックな雰囲気が漂うエリア。それでいて近年では、新たなグルメスポットとして注目を集めている。比較的落ち着いた大人な雰囲気で大人にも人気のエリアだ。そんな湾仔にリラックスした空間で中国の代表的な伝統料理の一つ、北京ダックとワインを楽しめるモダンなコンセプトのレストラン「Pinot Duck」がオープンした。

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木を基調にした温かみのあるモダンなインテリア

同店では、ダック(鴨肉)をメインに構成されたメニューで、鴨肉の異なる部位をそれぞれ前菜、メイン、大皿料理など様々なスタイルで提供している。注目したいのは、同店看板メニューの北京ダック「Classic Peking Duck」。店内の中央には鴨肉専用の特別なオーブンを設置。そして鴨肉は4代目のオーナーが経営するアメリカの畜農家「Maple Leaf Farm」で育てられたお肉が柔らかくマイルドな味わいが特徴のカモ肉を使用。オーブンで高熱で焼くことで肉汁を閉じ込め、肉はジューシーで柔らかく、そして皮はパリッと焼き上げることで明王朝から受け継がれる伝統の味を忠実に再現している。北京ダックは半分からオーダーできるので、大人数じゃなくては楽しめないと思っている人でもご安心を。人気メニューなので事前に予約をしておこう。

1伝統的なクラシック北京ダック 「Classic Peking Duck 」

2小皿で楽しめる「Classic Crepe Wrapped」

少しづつ異なるスタイルを楽しみたい人には、Pekin Duck Tasterからスタートしてみて。まずは、薄皮のクレープに包んで食べる伝統的な北京ダック「Classic Crepe Wrapped」。次にタコスの皮にハラペニョ、バルサミコ酢を濃縮したものと一緒に包む「Pekin Duck Tacos」。意外な味だけど親しみやすい味。もっと変わった味を楽しみたなら。鴨肉のひき肉をパテにしレバーとショウガを合わせたミニダックバーガーの「Quack Snacks」を。その他、鴨肉のもも肉をフランス料理の代表的な料理で味わう「Crispy Confit Duck Leg」もおススメ。

3ひねりを効かせた「Pekin Duck Tacos」

4鴨肉をフレンチスタイルで 楽しめる「Crispy Confit Duck Leg」

5ちょうど良いサイズのミニダック バーガー「Quack Snacks」

食事のお供には、品揃え抜群の同店のバー「Pinot Bar」からワインを。店名にある通り、ピノのブドウの品種のワインに力を入れていて、取り扱っているワインは60%を占める。ピノの品種のワインは上品で繊細な味が特徴で鴨肉との相性も良く、食事を一層味わい深いものにしてくれる。グラスからでも飲めるワインも多く取り揃えているので気軽にお店のスタッフに聞いてみよう。その他にも香港のクラフトビールで高い評価を受けている「Hong Kong Brewer Moonzen」の4種類のビールも取り扱っている。食事と一緒に、またはハッピーアワー、食後の一杯に立ち寄って楽しむのもおススメ。

さっそく今話題のお店で北京ダックとワインを味わいに足を運ぼう。

Pinot Duck
住所:G/F., 18 Lun Fat St., Wan Chai
電話:(852)2891-1177
時間:月~日 11:30~22:30
小皿で楽しめる「Classic Crepe Wrapped」
ウェブ:www.pinotduck.com

Takasima

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