読むだけでママが笑顔に「ままサプリ」 第87回

2018/07/18

 第87回「小さな命から学ぶこと」

 

私が幼い頃、時代はとても平和で、家には鍵がかかっておらず、常に近所の人たちが出たり入ったりしていました。

母親たちは、困ったときはお互いさまで、知り合いの家に預けられることもしょっちゅうあった気がします。

子供たちは、幼い子供から高学年まで一緒になって毎日日が暮れるまで遊んでいました。

 

サルビアの蜜を吸ったり、ウルシの木に触って湿疹ができたり。

自然から多くの人ことを学びました。

中でも、小動物の命から大切なのことを学んだ気がします。

 

Capture_MAMA SUPLI

毛虫を全身に這わせてアレルギーになったり、ザリガニを道に並べて車に轢かせたり、

オタマジャクシを大量にとっては、水道に流したり、蛙の口から空気を吹き込みパンクさせたり、、。

 

 

男の子たちと一緒になってかなり刺激的な毎日でした。

今ならかなりの問題児ですよね笑

 

2、3歳から5歳くらいの子供は、命に興味が芽生える時期と言われていて、小さな命がどうなっているのかに、非常に関心がある時期です。

その時期に小さな命を殺傷することは自然な営みだとする学者もいます。

子供たちがまだ幼い頃、蝉を捕まえた息子に、

「7日しか生きないから、後で逃してあげようね。」と言った私に母がこう言いました。

「だから今のお母さんはダメなのよ。子供の本能に任せなさい。自然のものから学ぶ機会を奪ってはいけない。」

今でも時々その言葉を思い出します。

 

動物は、じゃれ合って時には傷つけ合って、自分より弱い者を知り、弱い者を食して生きています。

私たち人間も同じ。

ただ、それが役割分担され見えていないだけ。

弱肉強食は自然の摂理。

そうして命は巡っているのです。

 

命への疑問、興味が生まれた適切な時期に、生死を経験した子供は、「生命」の不思議、「命の大切さ」を学ぶのだと思います。

 

近年、野良猫や、鳩を殺めたり、ひいては人を殺すことに罪悪感も感じない、そんな子供たちの事件が報道されるようになりました。発達段階で小さな命から学ぶべきときに、触れ合い学ぶ機会がなかったことを指摘する専門家も少なくありません。

 

だから、お子さんが虫を触るのを許してあげてください。

夜店で金魚を飼うのを許してあげてください。

ペットと共に生き、ペットの死を経験させてあげてください。

 

命の勉強は家庭で行われています。

命から学ぶことはとても大きいのです。

 

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Kyou氏Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。
現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中。♪zets_PPW@pocketpage.com.hkまでお問い合わせください。

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