読むだけでママが笑顔に「ままサプリ」 第90回

2018/08/07

第90回「ちょこまかさんの伸ばし方」

 

前回のぼーっとさんに続き、もう一つの天才タイプは「ちょこまかさん」です。

我が家の次男はこのタイプでした。3才児検診で一度も椅子に座らず行方不明だったことと、「お名前は?」と聞かれ「名前」と答えたりで、「多動症の疑い」と診断されました。専門家の先生との面談のときも、次男はソファーの下をくぐっていて、やっと来たと思ったら目を白黒させて、「多動症」を強調してくれました笑当時の私はまだ若く、「障害」という言葉に強い反発を感じ、勧められた療育に一度も参加しませんでしたが、それでよかったと思っています。なぜなら当時の療育は「できないことをできるようにする」ことが中心だったからです。

アインシュタインもスティーブ・ジョブズもこのタイプだったと言われていますが、両者とも比較的自由に否定されずに育ったことが、才能を開花できた所以なのです。

教育心理学にピグマリオン効果というものがあります。これは「子供は親や教師に期待されたように伸びていく」というものです。

今中3の次男ですが、おそらく誰がみても彼を「多動症」という人はいないと思います。むしろ毎年の先生の評価は「落ち着いていて信頼も厚い」というものです。子供は9、10歳のときにまるでサナギが蝶になるように大きく変化します。この歳までにピグマリオン効果で育てられたかどうかが鍵をにぎるのだと実感しています。

運動が脳を活性化することは定説となっています。だとすると、ちょこまかさんは常に脳が活性化しているのです。9、10歳まではあまり神経質にならず、人に迷惑をかけること以外は自由にさせてあげてください。

経験したたくさんのことがのちに繋がり集中の対象が1点に絞られたとき、とんでもない力を発揮しますよ。サナギから蝶になるのを気長に見守りたいものです。

 

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Kyou氏Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。
現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中。♪zets_PPW@pocketpage.com.hkまでお問い合わせください。

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