柔道チャンピオンシップ「香港柔道隊際錦標賽」

2018/08/15

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7月22日、MTR石硤尾駅C出口より少し歩くとある、石硤尾公園を抜け約10分のところにある石硤尾公園体育館(Shek Kip Mei Park Sports Centre)にて、中國香港柔道總會主催、香港柔道隊際錦標賽(Hong Kong Judo Team Championships)が開催された。同大会は、トーナメント形式による団体戦で執り行われ、本年は男子が12チーム、女子は5チームが参戦。経験値や体格などで極端な差がつかぬよう、4級(オレンジ帯)及び14歳以上、5人の合計がそれぞれ、男子が410㎏(最軽量選手で55㎏以上)、女子が330㎏(同、45㎏以上)以下と定められている。

この度、香港に柔道を広めた第一人者といっても過言ではない、52周年を迎える香港柔道館(創設者及び館長・岩見武夫氏)に所属する選手たちによる編成チームも2チーム出場。香港柔道館の館長補佐を務め、岩見武夫氏のご子息である龍馬氏(以下、岩見氏)の案内で、PPWも会場に潜入!

筆者が入場したときは、丁度決勝戦がスタートしたばかりで熱気がムンムン!マットの真横まで案内してもらいカメラを構える。柔道の生観戦は初めてだった筆者は、その迫力に圧倒され、みるみる惹き込まれ、シャッターを切るスピードも加速!休む間もなく次々と行われていく試合に観入っていると、香港での柔道熱の熱さに気がついた。自らを鼓舞するように、組み合いの合間に闘志ある声をあげる選手、勝利にガッツポーズをする選手、敗北の悔しさから少々の間マットから起き上がれない選手と、とにかく皆が熱いのだ。

熱戦のあと、素敵な笑顔を見せてくれた荻島選手

熱戦のあと、素敵な笑顔を見せてくれた荻島選手

香港柔道館から出場したチームは、惜しくも2位と3位。来年は優勝だ!と気合十分に集合写真をパチリ!岩見氏曰く、香港では女子競技者が多いのも特徴だそう。元々、女性であっても武術になじみがある香港の人にとっては、始めやすいと推測できる。本大会でも多くの女子競技者の姿が見られた。日本武道の精神を学ぶ人々が、ここ香港で増えていくことは嬉しい限り。香港柔道館では、初心者でも参加できる初回のみ無料体験も実施しているため、爽やかな汗を流したい方、護身術を身に着けたいという女性も、お気軽に香港柔道館へ問い合わせよう!

鮮やかな一本勝ち! 棚橋選手

鮮やかな一本勝ち!棚橋選手

 

 


香港柔道館
住所:Rm 1202, East Point Centre, 555 Hennessy Rd., CWB
電話:(852)2591-4570
ウェブ:www.hongkongjudokan.com
フェイスブック:香港柔道館 Hong Kong Judo Kan

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