紙から多業種の情報収集!朝食とともに「日経新聞」

2018/10/31

香港で活躍する日系企業の方たちにとって不可欠な情報源となっているのが、「日本経済新聞国際版」。今回は、昨年よりタイ・バンコクから香港に拠点を移し、医療に携わるDYMヘルスケアのディレクター・大西裕人(ひろと)さんに日頃の活用方法を伺った。

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DYMヘルスケア
ディレクター
大西 裕人さん
株式会社DYM大阪支社で5年間インターネット広告代理事業に従事した後、グループ内のDYMヘルスケア(タイ・バンコク)にて法人向け営業に携わり、2017年10月より香港の現役職。33歳。趣味は野球で、休日はソフトボールに汗を流す。

 

 

まず、貴社の事業を教えていただけますか。

DYMヘルスケアの母体である株式会社DYMは、グループ全体で国内外4拠点の医療機関を運営しているほか、インターネット広告代理店事業や、新卒の紹介事業など幅広い分野で事業を行っています。私は2009年9月に当社に入社し、2013年末頃までの約4年半ほど大阪支社で勤務した後、2014年からはタイのバンコク、昨年から香港と、この直近約4年間は海外での医療機関の運営事業に従事しております。

 

日本経済新聞 国際版はいつ頃から、どんな読み方をされていますか?

今年の2月から定期購読をしております。当社は3カ月に一度、日本の本社にてグループ内の管理職以上が集う研修があるのですが、その際に講師を務められていた方から「紙で読む」ことを勧められたのもきっかけです。

 

日本経済新聞 国際版には電子版もありますが、あえて紙で読まれる理由は?

より好みせずに色々な記事が読めるところですかね。以前まではインターネットの広告代理の事業に身を置いていたこともあり、見出し中心に興味のあるニュースをオンラインで読んでいました。しかしながら、その後に外国で働くようになると、身近に日本語の紙媒体がないこともあって、自発的な情報収集の一環として日本経済新聞国際版を紙で読んでいます。インターネットではクリックしないような多業種のニュースにも着目できますし、法人向けに「健康診断サービス」の営業を行う際は、様々な方との接点も多く、訪問先との会話の中で、ある程度のニュースは押さえておく必要があります。今年初めから購読を開始したこともあり、(定期購読すると)無料で電子版が読めることは知らなかったです(笑)

 

いつも欠かさず読んでいるコラムや気になる記事はありますか?

「迫真(HAKUSHIN)」は読み応えもありますし、リアルな場面が記事から容易に想像できるので、興味深かったです。中でも、富士フィルムによる米ゼロックスの買収劇を描いた「ゼロックス攻防」は、「こんなところまで取材されているんだぁ~」と驚きました。それ以外ですと、やはり医療関連の記事や各国の在留邦人数の推移をまとめた調査内容など、自分のビジネスに直結している記事は気になりますね。実際に過去には「米国トヨタ本社がカリフォルニアからテキサスに移転」といった報道が出た際、その動きと連動して邦人数が増加することを見込み、進出調査を行ったこともありました。

 

大西さんにとって、日本経済新聞 国際版はどんな存在ですか。

記事を一度読むだけではニュースの全体像が把握できないので、情報を蓄積させる為にとにかく毎日読むことを習慣づけています。私は8時過ぎに朝食を取るのが日課なのですが、新聞は毎朝7時にはクリニックに届いてますので、その新聞をもってお店に向かい朝ごはんを食べながら情報も取り込んでます。そういう意味では、既に購読は私の生活のルーティンの中にいつもあるものですね。

DYMヘルスケア 大西氏と日経中国(香港)荒川 友理氏

DYMヘルスケア 大西氏と日経中国(香港)荒川 友理氏

 


日経経済新聞 国際版・電子版のお問い合わせは日経中国(香港)社まで
E-mail:nikkei@nikkei.com.hk
Web:www.nikkeiasia.com

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