読むだけでママが笑顔に「ままサプリ」 第101回

2018/10/31

第101回 子供の問題は何色ですか?

 

次男が小1のときのお話です。
夜寝る前のお話しタイム。
「今日中休み何して遊んだ?」
「何もしてない」
「外行かなかったの?」
「行かない」
外遊びが好きな次男
何かあったな~と感じました。
いろいろ尋問したい気持ちをおさえ、
「行かなかったんだ~。
なんかイライラしてるように感じるよ。」
というと、
わ~~~っと泣き出しました。
これは~~!ー大事だと思いました。

いじめ?先生との関係?勉強の問題?
はたまた・・・

いろんな思いが駆け巡ります。
次男が落ち着いてから。
(↑これポイントです。泣いてるときは効果なしです。)

「よかったら話してみて~。」
すると。
「だって、だって~。靴の紐が結べないんだもん」 

へ!?靴紐!!??

器用な次男。
長男のおさがりの紐靴、
簡単に結べたので大丈夫だと思ってました。
けれどまだ1年生。
毎回結んでるうちにチャイムが鳴って中休みが終わってしまうそうです。

これを毎日繰り返していたという・・・
早く言いなよ~~~。
可哀そうで、せつなくて、愛しくて。
抱きしめて泣いてしまいました。

日常って、こんなことがよくあります。
子供が悩んでいることは、親の私達からすると、なんでもないこと、たやすく解決出来ることだったりします。
では、何故それが分からず、問題が大きくなるのでしょう?

子供の投げかけてくる問題は大きく分けて3つに分かれます。

1つ目は身体の問題。
2つ目は感情の問題。
3つ目は思考の問題。

「疲れたー」と身体の問題を訴える子供に「何言ってるの。若いのに。」
「勉強するのがあなたの仕事でしょ。」
などと思考で返すのは、黄色いボールに青いボールで返しています。

感情で泣いている子供に「泣かないの!!男の子でしょ!」と思考で返すのも、赤いボールに青いボールを返しています。

子供にしてみると、ボールの色が変わるので上手くキャッチボールができない。
だからこの人と話さないでおこうと思ってしまいます。

「疲れたー」には、「お疲れ様!」
泣いてる子には「泣けちゃうね。」
でいいんです。そこに大人の思考はいらない。

身体的な問題が解決したら、感情的な問題へ。それが解決してはじめて「思考」で考えられるようになります。

私たち大人は「思考」の世界に住んでいるのでついつい子供のためを思って、解説したりお説教したりしがちです。

子供が何を訴えているのか、どんな色のボールを投げてきたのかをよく見て、寄り添えば、その奥にある「心」に辿り着くことができる。
子供と繋がると絶対的な安心感に包まれます。心と心が繋がる幸せを感じることができるのです。

ジャッジせず、ボールをよくみて、同じ色のボールを返す。

ただこれだけ。是非やってみてくださいね。

 

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Kyou氏Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。
現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中。♪zets_PPW@pocketpage.com.hkまでお問い合わせください。

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