キレイをつくるレシピ帳 第41回「カカオニブブラウニー」

2019/01/23

川島令美

皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。美容を絡めた日本のトレンドを基に、「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、心も体も美しくなりましょう!

 

美味しくキレイを手に入れよう
〜カカオニブブラウニー

 

1月も終わりに差し掛かり、2/14のバレンタインに向け街中のそこかしこでチョコレートの香りがしてきそう。

世界各国で「愛する人に贈り物をする日」であるバレンタインですが、日本のバレンタインは、友人へ送る友チョコやお世話になった方への世話チョコ(義理チョコ)、果てはご褒美だなんて自分へのプレゼントにしてみたり・・・女性から好きな男性へ愛を伝える日でもありますが、「愛」を口にするのを恥ずかしがる日本人にとっては、恋人たちの日というよりは美味しいチョコを送り合うお祭り的な雰囲気が定着していますね。

ぎっしり濃厚なチョコはご褒美として至福の時間だけれど、とはいえ送られる男性は甘いものが苦手という方、お肌のコンディションに気を使ってチョコを控えめにしている女性も多くいるかと思います。そんな時には罪悪感も少ない、ビューティー食材を使った手作りチョコを作ってみるのはいかがでしょう。

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ビューティーカカオニブブラウニー

バナナ            3本
きび砂糖           60g
卵              2個
ココナッツオイル       80g
Aココアパウダー      25g
A米粉           60g
Aアーモンドプードル    80g
Aベーキングパウダー    8g
塩               ひとつまみ
カカオニブ         25g
くるみ             100g
かぼちゃタネ、アーモンド    お好みで

① 型にオイル(分量外)をぬっておく。Aをふるっておく。
② 卵をボウルに入れほぐし、きび糖を混ぜAも加え混ぜる。
③ フォークでバナナをざっくり潰し、加え混ぜる。くるみ(1/2量)とカカオニブも加え混ぜる。
④ 型に流しいれ、台に落とし空気を抜き、くるみとかぼちゃタネ、アーモンドを散らす。
⑤ 180℃に予熱したオーブンで35分。串を通し火が通っているか確認したら取り出し、粗熱をとる。

 

 

グルテンフリーの米粉にバナナとアーモンドパウダーを合わせることで、濃厚な味わいをプラス。

今回このレシピではチョコレートは使用しておらず、ココアパウダーと、カカオニブを加えることでほろ苦いチョコ感を演出しています。ビターがお好きな方はレシピ量より5〜10g程度増やしても!

カカオニブとは、カカオ豆を発酵乾燥させ、ローストして粗く砕いたもので、アンチエイジング効果のあるポリフェノールや、リグニンという繊維質、自律神経のバランスを整えてくるテオブロミンを豊富に含んでいます。

他にもココナッツオイルにナッツと、美容に効果的と言われるスーパーフードをふんだんに織り込んだビューティースイーツにしてみました。

ぜひ試してみてくださいね。

 

 

こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。

協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学

 


川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

 

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