とんかつ専門店「友会 TOMOAI」広州

2019/02/27

粗挽きサクサクの衣。厚みあるやわらかお肉に、シャキシャキのキャベツ！
パチパチ音の立つ揚げたてとんかつを「とんかつ専門店友会（TOMOAI）」で！

これぞトンカツの帝王！ロースかつ定食

2019年、中国では「猪年」。猪＝豚、豚と言えば「トンカツ」だ。トンカツを食べるなら、やはり日本ならではの、厚みのある肉々しいものが食べたい。ああ、思わずよだれが……。と、そんな夢の「トンカツ」がここ広州で、手軽に食べられるのをご存知だろうか。市内至るところからもアクセス抜群の広州東駅、東方宝泰購物広場の地下3Fで夢が叶うのだ。

まずは、多くのレストランやカフェのある地下3Fの大食代に行ってみてほしい。入口から左奥に進んでいくと、なんとも愛らしい豚のおしりのマークが目に入る。そう、ここが日本ならではの味『とんかつ専門店友会』なのだ。

トンカツ、海老フライ、カツ丼、うどん……。こぢんまりとした店先には日本で見慣れた食品サンプルが並ぶ。写真付きのメニューを見ただけでもう胃が刺激されてしまう。こんな状態ではもう、どれを選んでよいのか分からなくなってきたので、トンカツ専門に8年の腕を持つ店長、張さんにズバリ聞いてみた。

「トンカツのおいしさを味わっていただくにはロースカツがおススメです！下準備にお肉をマッサージしているので、厚みがありながらも、柔らかいですよ。ヒレカツはハズレなしに柔らかく、ヘルシーですね。お肉だけでなく衣も好きな方にはぜひ、一口ヒレカツで衣のサクサク感と味を楽しんでいただきたいです」

そう、広州で売られている目の細かい市販のものと違い、友会では粗挽き生パン粉を使用している。友会用に改良されたレシピで専門工場から毎日運ばれてくるのだ。注文を受けてからそのパン粉を付け、揚げ始める。

揚げたてロースカツ定食ができあがった。カウンターに取りに行くと、まだパチパチと音がしている。生唾ごくん。急いで座り、カツをひと口ほおばる。サクッ！そして、やわらかい。衣のハードさとお肉のソフトさ、この絶妙なバランスに思わず唸ってしまう。つけあわせのキャベツはもちろんシャキシャキだ。流石、専門店。さて、このおいしさを家で食べるには？張さん、教えて！

「お持ち帰りなら、カツ丼がおススメですね。美団外買でオーダーもできますよ。届いたら温かいうちに、すぐ召し上がってください。カツ類は、もし時間をおくなら、オーブントースターで温めると衣がしゃきっと活き返ります」なるほど！

定食はカツカレーを含む定番メニューをはじめ、お肉をしっかり楽しめる「イケメン定食」や、いろんな種類をちょっとずつ食べたいという女心をくすぐる「美人定食」などがある。また、人気の唐揚げや揚げ野菜など、カツ以外にも単品が幅広く揃っており、自分だけのお好みメニューも作れてしまうのだ。