お金は愛のエネルギー

中国に14年住んでおります。

気がつくといい年齢になっておりました笑
この年代の周りの女性と話していて感じることがあります。

「日本女性はお金のブロックを持っている方が多い」ということ。

特にお金を受け取ることに罪悪感のある人が多い。

パートをしている友人たちは扶養を外れないように時間を調整して働いています。

私から見ても仕事ができて、会社から求められても「私なんて」と言ってその枠を出ようとしません。アクセサリーを作っている友人はようやく原価が出るような価格で「お小遣い程度」と割り切って1日の大半を制作時間に費やしています。
「1億総中流階級」という時代を生きてきた私達世代にとって、

お金にガツガツするのは汚いこと、みんな横並びが安心。

そんな感覚があるのではないでしょうか？

一方、今や押しも押されぬAI大国と成長した中国では、「お金＝自分の価値」であるので、

より良い給与、より良い待遇が出てくるとあっさり転職を繰り返しキャリアアップしていきます。

アイと呼ばれるお手伝いさんも「私はこれとこれができるから時給はこれでお願いします。」と年に何回も昇給を要求してくるのです。
私は「お金」とは愛のエネルギーだと思っております。

そこに価値を感じ、感謝の気持ちが生まれたなら喜んでお金を払うでしょう。

逆に価値のないものに無理やりお金を払わされたなら、「奪われた」感覚になるのではないでしょうか？
私達はもっと感謝のお金を受け取っていいのだと思います。

感謝の気持ちを受け取らないということは、謙虚なのではなく、

自分の小さな自尊心を守る行為でしかないのではないでしょうか。

能力があるのに働かなかったり、自分の作品に安価な値段をつけてしまうことは、

「その価値が欲しい。」「お金という感謝の気持ちを受け取ってください。」

と言っている人から、愛のエネルギーを受け取らないということ。

「この能力がほしいけど頼めない。」

「もっと作品を買いたいけど遠慮してしまう。」

対等でないエネルギー交換は、どちらにとってもプラスにならないのです。

なにより、自分にその価値をつけているのは自分自身。

お金のブロックは「私はこれ以上の価値がありません」という

自己否定に繋がることを私達は一度じっくり考えてみてもいいのかもしれません。

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Kyou氏 プロフィール
海外で３兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。
現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中♪

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