ビューティークリニック「Ting House」が教える美容法

2014/06/16

美容環境においても、日本とは違う香港。気温や湿度が非常に高く、がんがんに効いた夏の冷房は肌の乾燥を引き起こす。また香港の紫外線は日本の2倍とも言われている。今回は香港で生活する日本人が気をつけるべき美容法を、ビューティークリニック「Ting House」のオーナーTingさんに伺った。

Catherine Ting

これからの季節はエアコンがないと過ごせませんが、肌の乾燥が気になります…
エアコンの風は確かに肌の乾燥をもたらします。できるだけエアコンは使わない方がいいですが、それではこの香港の暑い夏は過ごせませんよね。家では寝苦しい夜にだけエアコンを使うようにし、朝は除湿機で湿度の調整をするということをおすすめします。
美容マスク左:Moisture-Supplying Radiance Mask(Guinot)乾燥肌用の美容マスク。しっとり、いきいきとした肌に導く
右:Anti-Wrinkle Mask(Guinot)アンチエイジングマスク。顔や首の輪郭を整え、輝く若々しい肌に

 

 

 

食事は美味しくていいのですが、太ってしまうのが心配です。
確かに香港の食事は炭水化物が多く、脂っこいものも多いですよね。でも食文化は変えようがありません。私はほとんど外食はしませんし、ヘルシーな日本食をよく食べます。食事での調整が難しければ運動を心がけましょう。運動といっても毎日でなくてもいいんです。1週間に2日、1時間半程度走るなど有酸素運動をするようにしましょう。

 

地元サロンも気になるんですが、店を選ぶ時に気をつける点はありますか?
日本と違い、香港は医療機関でなくても針やレーザーの施術を受けることができます。効果のある施術が気軽に受けられるという意味ではいい点ですが、評判が良いかをしっかり調べた上で、信頼できるサロンを選びましょう。

 

 

紫外線対策を徹底的にしたいんです!どうすればいいですか?
紫外線はシワやシミの原因になります。帽子や日焼け止めなど日常のケアは鉄則ですが、どんなに気をつけていても浴びてしまうもの。しっかりとした専門的なケアもお肌の為には欠かせません。日本の方はホームケアに重点を置きますが、香港人にとってエステサロンは身近な存在。ホームケア感覚で通う方や、にきび1つで来店する方もいます。早めに専門家の処置を受けることで5年後、10年後の肌質が断然変わりますよ。
日焼け止め乳液左:EXTREME PROTECT SPF30 日常使いできる肌に優しい日焼け止め乳液。コラーゲンの再生を促す効果も
右:ABIDERM FOTOPROTECTOR DERMICO(ABIDIS) SPF50+の強力日焼け止め乳液。肌に負担をかけずしっかりと紫外線をブロック

 

 

 

香港に来てから老けたねなんて日本の友人に言わせないよう、徹底したケアを心がけよう!
Ting HouseCatherine Ting
ビューティークリニック「Ting House」のオーナー。日本で美容を学び、1982年に同店をオープン。女性専用サロン、男性専用サロン、全身マッサージ、フットスパ、ネイルと、トータルで施術が受けられる。Tingさんが自らスタッフを育てたいという思いで、店舗はコーズウェイベイ(銅鑼湾)のこの1店舗のみ。日本式の丁寧なサービスと高い技術を受けることができ、また日本語を話せるスタッフも在籍していることから、香港在住の日本人の間で口コミで広まり日本人顧客も多く通う。

Ting House
住所:1-4/F., Grand View Commercial Centre, 29-31 Sugar St., CWB
電話:+852-2576-7227
時間:10:00~22:00/土10:00~19:00/日11:00~19:00
ウェブ:http://www.tinghouse.com

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