肌のトラブルチェック 楊さちこ中医美容学

2014/12/08

まず自分の顔を知ることからはじめよう!

肌のトラブルに悩んでいて、いろんなスキンケアアイテムに手を出す前に、まず自分の顔を知ることが大切です。
きれいな肌を手に入れるためには、ホントの自分の肌状態をキチンと理解することから始めましょう。

肌のトラブルを触れて確認!

ハリをチェック
頬を指先でつまんでみて、つまんだ指の跡が残っていない?それは肌のハリがなくなっているサインです。そんな場合は美容液や、パックなどで肌の組織レベルから活力を与えて、機能を回復する必要があります。

弾力チェック
指先で頬を押さえてみて、肌が押し返してくるような感じがなければ弾力を失ってきている証拠です。また、指を頬の上から下に向かって滑らせたときに、抵抗を感じないのも弾力不足のサイン。こんな場合は、肌をいたわりながらのマッサージが必要です。

肌のざらつきチェック
人差し指と中指で指を挟むようにして手のひらを頬に当ててみて、乾燥するとざらつく人が多いもの。ザラつきを感じたら、スクラブやピーリングに走るよりも、肌に十分の栄養を与える角質ケアを考えてみましょう。

しっとり感をチェック
手の甲で頬を挟むようにして肌の感触を確かめて、硬い感じがしたら潤い不足。水分が十分であれば、手の甲を肌から離すときに吸い付くような感覚があるはず。洗顔方法と、水分補給を見直してみましょう。
自分の現実を知ることから、キレイは始まる!
◆鏡を一日何回見ていますか?そしてキチンと見ていますか?

過去・現在・未来の自分の顔を知る方法
用意するのは手鏡ひとつ。

現在の顔
鏡を顔と平行にして持ち、顔全体を見渡してみる。
どこが気になっていますか?
頬?額?フェイスライン?肌の質もじっくりチェックしてみて下さい。

過去の顔
鏡を斜め上45度に構えて見上げてみる。
それが5年前の顔です。
顔全体に、現在よりも顔全体にハリがあるのでは?

未来の顔
鏡を斜め下45度に構えて覗き込んでみる。
重力にしたがって、顔の筋肉は全体的に落ちるはずです。
それが、5年後の顔。こんなふうにならないために、毎日のスキンケアは大切です。

未来の自分の顔に愕然とした方も今から5年前の顔を目指してお手入れすれば、老化に逆行することも可能ですよ。

顔を鏡に近づけて確認
・目のまわり、口のまわり、おでこにしわはありますか?
・シミは増えていたり、大きくなっていませんか?
・毛穴に汚れは詰まっていたり、広がっていませんか?
・口周りのうぶ毛、眉毛をお手入れしてありますか?
唇のラインはにじんでいませんか?

顔を鏡から30㎝以上離して確認
・顔色がくすんでいませんか?
・輪郭がにじんでいませんか?
・鏡を見て笑顔が作ってみて、幸せそうですか?

◆何が自分のコンプレックスなのか知っていますか?
お化粧で何とかする前に、自分の客観的な状態を知ることは大切です。
・自分の好きなところ
・許せるところ
・嫌いなところ
・満足しているところ
・不満なところ

好きなところは、より魅力的に見えるように、嫌いなところは、ファンデーションやメークで不自然にカバーし過ぎない方がいいのです。行き過ぎたカバーは、逆に欠点を際立たせることになることが多いもの。嫌いなところを許せるところにする努力をしてみましょう。

自分を知ることは、自分のキレイへの目標を持つことになります。「キレイへの目標」は「自分のため」であったり「きれい」って言われ、自信がついたり、満足感があったり。もっときれいになりたい!というポジティブな自分が自らキレイを作り上げていくのです。

楊さちこ

【楊さちこ先生のプロフィール】
1961年大阪生まれ。南京中医薬大学。中医美容教授・中医学博士。日本と香港・中国のアジアンコスメブームに火をつけた第一人者。アジア各地において商品開発から美に関するトータルプロデュースを手がけるほか、各地において美容セミナーを開き、「楊さちこ式美容メソッド」「脱ファンデーション」を伝え、幅広い年齢層の男女から絶大な信頼と支持を得ている。
楊さちこのアジアンビューティースタイル公式サイト
Repeque®-レピーク
http://www.yo-sachiko.com
香港ときどき海外発!
中医学博士・楊さちこの『アジアンビューティまっしぐら』@アメブロ
http://www.asian-cosme.asia

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