手軽に食生活チェックフードジャーナルがおススメな4つの理由

2018/01/16

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【なぜ食べてしまうかが判明する】
食べることは生きること。どのように食べ、食事の際にどんな感情を持っているか。食前の空腹の状態や満腹時の精神状態はどうか、そこには人それぞれの状況がある。人間が肉体的な飢餓でなく、退屈や悲しみや怒り、不安に誘発されて食べることがあるのは、広く認識されていることだ。また、暇つぶしや、習慣によって食べる人もいる。自分がなぜ食べるのか、それを考える洞察力を持つことは大切なことだ。なぜなら、そのきっかけやパターンはおよそ無意識であり、自分が気付いていないことを変えることは出来ないからだ。フードジャーナルをつけていると、その時なぜ自分が食べたのかという理由を捉えることができ、体系的に新しい習慣を形成して、感情に対処するための方法として食べる以外の策を見つけやすくなる。

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【何をどのくらい食べているのかが把握できる】
コーネル大学の研究によると、イタリアンレストランに隠しカメラを設置して顧客を観察し、食事が終わって5分後に、食事中どのくらいのパンを食べたか客に尋ねたところ、30%の人が思ったよりパンを食べてしまったと答え、12%の人はカメラでパンを食べていたことを確認したにも関わらず、自分はパンを食べなかったと答えた。この結果は実は驚くには値しない。食べることは時に思慮を伴わずにできてしまうからだ。ものを食べながら会話をしたりメールをチェックしたり、テレビを見たりして気晴らしをしている時は、食べ物をどのくらい食べたのか把握しづらくなる。フードジャーナルをつければ、あなたは食事に注意を払うようになり、リアルタイムの、かつ実態に沿ったチェックが可能になる。デューク大学の研究によると、6か月間の減量企画に参加した肥満女性のうち、文章により摂取量を記録した人は体重を減らすことに成功し、記録しなかった人は逆に体重を増加させたそうだ。

【意識の改善に繋がる】
フードジャーナルを続けていると、より健康的に食べたいと思うようになる。カロリーが高い食べ物を記す度、もう食べないようにしようと考えたりするからだ。食べることを新たな角度で見つめ直すのに役立つというのは、今日あなたがフードジャーナルを始めるのにいい理由になるのではないだろうか。食べ歩き等が好きな人は、罪悪感のあまり記録したくなくなってしまうかもしれないが、食事の摂取カロリーを減らそう、と考えるきっかけを与えてくれるだろう。

【自分にとって必要な食物を考えることができる】
野菜不足やランチタイムのズレなど、フードジャーナルはあなたが食べたもの、食べなかったものの全ての記録になる。特定の栄養群の不足も明らかになるので、食生活の改善に役立つ。

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