キレイをつくるレシピ帳 第42回「菜の花とサーモンの手毬寿司」

2019/02/20

川島令美

皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。美容を絡めた日本のトレンドを基に、「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、心も体も美しくなりましょう!

 

美味しくキレイを手に入れよう
〜菜の花とサーモンの手毬寿司

 

2月も終わりに差し掛かり、まだまだ寒い日もあれば、厚手のコートでは汗ばむくらいの、ふと春の訪れをかんじるような暖かな陽気の日も増えましたね。

春は寒い冬に溜め込んだ老廃物を外へ押し出してくれる、春野菜が多く出回る季節です。

今回はこの時期スーパーで目にすることの多い、デトックス作用のある菜の花を使った手毬寿司をご紹介します。

 

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菜の花とサーモンの手毬寿司(2人/16個分)

ごはん         1合分(350g程度)
A酢         大さじ1・1/2
A砂糖                             大さじ1
A塩         小さじ1/2
菜の花        4本
サーモン(刺身用)   16枚
木の芽        お好みで

① 小鍋に湯(1L)を沸かし塩(10g)を入れる。2cm幅に切った菜の花の茎部分を加え30秒、蕾部分を加え30秒茹で、ザルにあげ冷水に取り、水気を絞る。
② 蕾は飾りとして縦半分にカット、茎部分は細かく刻む。
③ 少しかために炊いたごはんに合わせたAを加え混ぜ、刻んだ菜の花の茎部分も加え混ぜる。
④ ラップに菜の花の蕾、サーモン、等分した③のすし飯を乗せ、ラップの先は絞るように口を閉じ、丸く形を整える。
⑤ 器に盛り、好みで木の芽を添える。

 

化粧品にも使われるアンチエイジング効果のある「アスタキサンチン」を豊富に含むサーモンとの組み合わせが、目にも嬉しい菜の花の手毬寿司。

ちなみにごはんは大さじ2をキヌアに変え炊き上げました。キヌアは細かいので茶漉しで洗い、あとは白米と一緒に浸水させて少し少なめの水で(炊いたあとAの水分が加わるので少し固めに)普通に炊きます。キヌアは栄養バランスが良く、血糖値を上げにくくする低GI食品です。すし飯はやっぱり白米!が美味しいですが、その美味しさを邪魔せずプラスの要素を加えられるキヌアも手軽でオススメです。

春の美味しさと、お肌に嬉しい組み合わせで包み込んだ菜の花手毬寿司で、美味しくキレイを手に入れてくださいね。

 

 

こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。

協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学

 


川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

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