キレイをつくるレシピ帳 第44回「グリンピースレシピ」

2019/04/24

川島令美

皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。
美容を絡めた日本のトレンドを基に、
「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、
本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、
心も体も美しくなりましょう!

 

美味しくキレイを手に入れよう
〜グリンピースレシピ

付け合わせでよく目にするグリンピース。

主に冷凍食品として通年食卓の脇役として並ぶグリンピースですが、あまり得意ではない・・・という方が多いお野菜の一つかもしれませんね。

鞘から出された状態で目にされることが多いグリンピースですが、エンドウ豆が完熟する前の種子であり、さらに元を辿ればエンドウの若葉の豆苗、次の段階の若い鞘を食べる絹さや、鞘と豆を食べるスナップエンドウと、成長の段階で色々な味わいが楽しめるのは素晴らしいですね。

旬のお豆・グリンピースの瑞々しくほくほくとした甘味を持った美味しさを知れば、「この時期だからこそ」と味わいたくなるはず。ぜひ新鮮な美味しさを知っていただきたいお野菜です。

グリンピースには美肌効果や代謝を促してくれるビタミン群のほかに、食物繊維はお野菜の中でもトップクラス。体の中の老廃物のお掃除をしてくれるグリンピースで内側からイキイキとしたキレイを手に入れてくださいね。

今回は今の時期の旬食材としてこれまた巷を賑わせる新じゃがと一緒に楽しめる、ガレットレシピをご紹介します。

 

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グリンピースと新じゃがのガレット(2人分/2枚)

グリンピース   100g(鞘付き300g程度)
じゃがいも    2個(250g程度)
ピザ用チーズ   40g
オリーブオイル  小さじ4

① グリーンピースは鞘から豆を出し、塩(小さじ1/2)を加えた湯(400ml)で1分半茹で、火を止め余熱で火を通す(この間にほんのり塩味に)。
② じゃがいもはよく洗い、皮を剥き千切りにする(スライサーを使用しても〇)。チーズは混ざりやすいよう荒く刻んでおく。
③ ボウルにじゃがいも、チーズを加え混ぜ、水切りしたグリンピースも加え混ぜる。
④ フライパンにオリーブオイル(小さじ1)を熱し、(3)を半量加えゴムベラで押さえつけるようにして密着させ形を作り、蓋をして弱火で5分。
⑤ こんがり焼き色がついてきたらフライパンに一回り大きい皿を乗せ返し、フライパンにスライドするようにして乗せ形を整え、蓋をして裏面も5分焼く。もう一枚も同じように焼き、器に盛り付ける。

 

 

苦手意識を持っている方も多いグリンピースなので、新じゃがとコンビを組むことで程よく控えめに、シンプルな材料で脇役になりすぎずグリンピースらしいほくほくとした美味しさも味わえます。4~6月と短い時期でしか目にすることのできない旬のグリンピースの瑞々しい美味しさを味わって、美味しくキレイを手に入れてくださいね。

 

こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。

協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学

 


川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

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